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【動画からレポ】chillSAPの技術部屋 (おしゃれ技術イベント) SNSを解析してchillSAPを広げる仕組み

2021年6月2日に開催されたSAPのユーザーコミュニティ「ChillSAP」のオンラインイベント「chillSAPの技術部屋 (おしゃれ技術イベント)」が開催されました。昨日は基調講演の梅田拓也先生による「ハードウェアを知らない子どもたち」のレポートを書きましたが、ことのほか素晴らしい内容でしたので、ChillSAPもくもく会のネタとして次のセッションもやってみようと思います。(その2)

アーカイブ動画はこちらです

テーマ SNSを解析してchillSAPを広げる仕組み
(DI編)永田あきらさん
(Graph編)あさいさん

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「S/4 HANAとSSO」の次は合作のセッションになります。chillSAPのコミュニティをコロナでも消滅させずに発展させるためにSAPを使うところがさすがchillSAP、そして中の人です。

やってみたこと

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・SAP Data Intelligence(DI)でTwitterAPIからデータを収集し、SAP HANA Cloudにデータを漬けこむ

・SAP HANA Graph(HANA Graph)でSNSをグラフ表現して特定の条件を満たす要素を抽出する

DIを用いたデータの自動漬け込み

SAP Data Intelligence(DI)の概要
・パイプラインを用いたデータの管理・整形・加工
・AI活用
 統合したソリューション

HANAへのデータの漬け込み

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・Pythonのオペレータを使用してTwitterの取得をするSQLを作成
・HANAクライアントというオペレータで受診したSQLをチェック

オペレータ=利用できる機能
ドラッグしてパイプライン(フローが描かれるワークスペース的なモノ)・・・・最近のローコード系の画面です

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右のアイコン(オペレータ)毎にプロパティやSQLがあります。


使ったTwitterAPI
GET/2/tweets/search/recent
・Tweetデータの取得
・クエリパラメータを追加することで、様々な情報を指定して取得可能(Like数、ユーザID)
GET/2/users/:id
・ユーザデータの取得
・クエリパラメータを追加することで、様々な情報を指定して取得可能(フォロワー数、過去のツイート数)


SAP HANA Graphを用いたSNS解析

GraphDB
・グラフ表現に特化したデータベース(SAP HANA Graph、Neo4j・・・)


SAP HANA Graph
・HANA上で動くグラフ用エンジンとそのための表現


つくったもの

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・#chillSAPから別のハッシュタグを発見
・発見したタグの家、影響力の大きいユーザが多く使用したタグをリストアップ
→影響力のある人たちにより多く使用されたハッシュタグが強くリコメンドされる

実際に作ったもの

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・グラフというNoSQLの世界のものをSQLに持ってきている。

実行結果
S/4HANAとAribaが抽出されています

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<chillSAP>

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