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もしもの為の『CPR』資格

こんにちわ!

社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeith(キース)です。

このnoteではスポーツ現場で働く専門家やフィットネス現場で働く専門家の方々向けに週1回記事を書いています♪

今日は

もしもの為の『CPR』資格

というタイトルで、今週水曜日に更新をしてきた

アメリカ心臓協会 (AHA) ベーシックライフサポート(BLS)の資格の話も交えながら書いていきたいと思います。

日本ACLS協会主催のBLS資格取得

私はアメリカでアスレティックトレーナー(BOC-AT)の資格をとったので、2年に1度の更新の時にはBOC(資格の発行団体)が定めるCPRの資格を取得する必要があるのですが、

日本でそれができるのが日本ACLS協会が主催するAHAのBLS講習。

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日本に2011年に帰国してから2年に一度のAT資格の更新のタイミングと合わせて受講していて、今年で4回目?になります。

いつもなら9:30から夕方15:30頃までかかる長丁場の講習なのですが、
今回は水曜日の平日という事もあってか、
他に受講者がいない初めて『私一人』での受講。

ベテラン受講者?でもあり、
コロナ禍で実技も制限されているという事もあって、
まさかの12:30には資格テストも終了しているというスピード受講となりました(笑)。

ちなみに、前回受講した2019年は『2015年版』の内容だったのですが、今回は『2020年版』になっていて、大きな変更はないものの

妊婦さんへの対応
・乳児への一人法(胸郭包み込み両拇指圧迫法)

などが変更されていましたね♪

持っていて絶対に損はないCPR資格

医療従事者で無ければ、資格を持っていたとしても、なかなか実際の現場で行う事はないCPR。

しかし、私は

スポーツ現場やフィットネスの現場に関わる人(トレーナー、コーチ)
・小さな子供がいる親御さん

基本的なコースを受講しておいた方が絶対に良いと思っています。

何故なら、『万が一』が自分の身の回りの人に起きた時に、知識が少しでもあれば救える事ができるかもしれないからです。

特に小さな子供はオモチャや食べ物を喉に詰まらせてしまったり、
少ない確率であるとはいえ呼吸が何らかの理由で止まってしまったりする
ことがあります。

そんな時に『どうすれば良いのか』が分かっているかどうかが、
生死の分かれ目になってしまう事もある
からです。

なので、何らかの資格を更新する為では無くとも、CPRの資格を取得したり、練習する機会を持つことを私はおススメします。

私の実体験

私がCPRの資格を取ったり、練習する機会を持つことを進めるのは私が
『必要な場面に出くわした』という事も関係していると思います。

アルバイトで病院に併設しているデイサービスで運動指導やレクリエーションを指導していた10年近く前の事。

ある日、認知症があるお婆さんがおやつで出たわらび餅を喉に詰まらせ、
呼吸ができなくなり、看護師の方が背中を叩いて吐き出させようとしたものの意識をなくしてしまったのです。。。

周りには他の利用者さんはもちろん、施設で働く看護師の方やヘルパーの方、お迎えに来ていた息子さんもいるなかで、

どんどんチアノーゼで顔色が変わっていっていました。

当たり前?ですが、周りはパニック。。。

そんな中で私は看護師の方が行わないのでマウストゥーマウスで人工呼吸を実施(マスクを使うべきでした。。。)。
しかし、明らかに頭部後屈をしているのに空気が入らない。。。
喉にまだ詰まっているのを感じました

とっさの判断で掃除機を用意してもらってわらび餅を吸い出そうとすると

幸運にも成功

ただ、自発呼吸は戻らないので、もう一度人工呼吸。。。

すぐに自発呼吸が戻り、意識も無事戻りました♪

チアノーゼで変わっていた顔色にどんどん血の気が戻ってくる様子は今でも忘れません。。。

そして、『学生の頃からしっかり練習してきて良かった~!』と心の底から思いましたね(笑)。

まとめ

今回は私が2年に1度受講しているAHAのBLS講習を受けている事やCPRの実体験をした事で、
CPR資格を持っていたり、練習をする事に損は無いという事について書いてきました。

このnoteを読まれている方はスポーツやフィットネスに関わる方だとも思うので、ぜひ講習を受けてみて下さい♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!

このnoteでは毎週日曜日にトレーニングやスポーツ、身体に関わる専門家向けに記事を書いていきたいと思っています♪

宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:

自分へのクリスマスプレゼントにNintendoスイッチを買いました♪


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