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"いま"web3市場にいる意味

NFT発のIP/コンテンツ創出を行うmicroverseの渋谷です!

世界的な高金利による株式市場の低迷やFTX事件を皮切りに、web3市場は冬の時代を迎えていると言われています。

そのような市場においても、僕が考えるweb3市場にい続ける意味を書いてみたいと思います。

①「日本発、世界で戦える産業を作る」という大義

そもそも論、起業家としての大義があります。
web2までのインターネットの世界で、グローバル企業に圧倒されまくり、自動車産業等の日本のお家芸といわれる産業も、EV化などの急速な流れに伴い世界の強豪から肉薄される状況となっています。

このような流れや、停滞し続ける日本経済をみて、日本人や起業家として単純に危機感や悔しさを感じます。

その現状に楔を打ち込める希望として、web3×IPという領域があると考えています。

僕個人の主観ですが、日本が世界からリスペクトのある分野は、
・IP/コンテンツ
・食
・文化
あたりだと考えています。

僕らがやっている事業を簡単に言うと、「IP/コンテンツ版のクラウドファンディング」です。

IP/コンテンツ作りの初期に、数千個から1万個程度のNFTを発行し、市場からお金を集め、NFTホルダーでコミュニティを作りながら新しいIP/コンテンツを作っていきます

このスキームを使うことで、世界からリスペクトを持たれている日本の多様なクリエイターが、新たなIP/コンテンツ制作に積極的に挑戦できるようになり、グローバルで認知の取れるIP/コンテンツを産むための打席数を増やすことが可能です

この新しいスキームを確立することで、日本発のグローバルIP/コンテンツが継続的に誕生する土壌を作り、僕らは今後日本が30年間は稼ぎ続けることができるようなIP/コンテンツ産業を創出します。

②必ず夏が来る

web3の世界には定期的に"冬"と表現される停滞期が訪れます。

マウントゴックス事件やコインチェックからの流出事件、今回のFTX事件等、冬の時代の訪れのきっかけとなる大きな事件は歴史上何度も起こってきました。

しかし、その大きな事件が起きるたびに、適切な規制やより本質的なクリプト技術の使い方が模索/策定され、市場が回復してきました。

今もそうです。
microverse含めweb3スタートアップは、NFTやクリプト技術のより本質的な使い方や法や税との向き合い方を模索し、試し続けています。

冬だからこそ、競合が急激に増えることなく、しっかりと腰を据えて実験を続けることができます。

このような試行の先に、経済のマクロトレンドも影響するとは思いますが、必ず次のトレンドのきっかけがあり、クリプトの"夏"が訪れます。

その必ず来る夏の時代に、しっかりとプロダクトと組織を構えて戦うために、"いま"仕込む必要があるのです。

最後に

僕は、この冬は、日本のweb3スタートアップにとって大きなチャンスだと考えています。

理由は
・まだまだエクイティ調達がメインの日本のスタートアップに投資しているVCは、海外のクリプト投資をしているVCに比べて打撃が少なく、調達環境が海外ほど悪くない
・世界でトップクラスの厳しさの日本の規制が、今後世界のスタンダードになる可能性があり、すでに対応している日本の企業は余計な対応コストが増えない
あたりかと考えています。

このような大きなチャンスのど真ん中で、世界で戦うという大義を持って一緒に戦ってくれるステークホルダーを僕らは大歓迎します。

採用の募集もたくさんしています

一緒に、日本のweb3市場を盛り上げていきましょう!!!

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