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コーヒーフェスティバルに出てみて思う個性の話

昨日は久しぶりにイベント出店してまいりました。

記念すべき第1回目の成田コーヒーフェスティバル

お店から外に出てのコーヒー屋さんなんて数年ぶり、、しかも一人での出店は多分初めて。忙しかったらどうしよう、、いや暇だったらどうしよう、、、という感じで1ヶ月も前からソワソワ。笑

でもいざ当日準備を終えて始まってみたら意外にもリラックスしてコーヒーを淹れながら、お客さんや他の出店者の皆さんと話しながら、本当に楽しい時間を過ごすことができました。

誘っていただいたROUTEMAP COFFEE ROASTERSさんありがとうございました!

よくnoteにも書いているけど僕はカフェで働きながらコーヒー屋さん好きでもあるので、
あっ!雑誌でみたカリオモンズコーヒーさんだ!とか
この間テレビにでてたスパイスコーヒーさんだ!とか
インスタでよく拝見しているハノコーヒーさんだ!
みんな本物だっ!

とか思いながら会場を見たりしていたのですが、一人で出店していたのでみなさんとコミュニケーションする時間までは取れず、、、お声がかかったらぜひ来年もと密かに思っております。

ところでこういうコーヒーフェスティバルというのはコーヒー屋さんがいっぱい集まります。

初めてカフェニルを知ってくれた方に対して、カフェニルとはなんなのかを説明できないといけないし、他のお店さんと比べて何がどう違うのかっていうのが改めて大切になります。

そこで思い浮かぶのが差別化とかブランディングとかマーケティングといった経営の分野でよく聞くような言葉です。こういうのも当然大事だとは思うのですが、(この話題を広げた方がnoteウケは良さそうな気もする)今日はそれとはちょっと違う個性について。

ちょっと話が逸れるのですが、僕はお客さんの顔を覚えるのってそこまで得意じゃないのですが、おじいちゃんおばあちゃん世代のかたって覚えやすいというかなんか印象に残るんです。
逆に20代くらいのかたが覚えづらかったりするのですが、この違いってなんだろうなーと自分なりに考えて思ったのが、

おじいちゃんおばあちゃんは誰かになろうとしていない

ということです。

誰でもそうだと思うけど若いときは誰かに憧れを抱いたりして、あんな人間になりたいなぁとか自分のここが嫌だなぁとか思ったりするもの。それがある程度歳を重ねると、自分の欠点にもいい加減諦めもついてくるし、まぁ自分は自分なんだよなと思うようになる。

さらに歳をとると自分とはという自意識もより少なくなるのかなと思ったのです。誰かになろうとしないからこそ個性的というわけです。

これってお店にも同じことが言えるなと思っていて、お店をやっていると、うちの店こそ世界一と思うこともあれば隣の芝生は青く見えるときもあります。

もちろん営業の質や技術の向上を目指して良いものを真似したり取り入れたりすることはありますが、どんなに真似しても真似しきれない”はみ出た”部分というかそういうところがらしさなんだろうなぁと思ったりするのです。

たとえばスイーツひとつとってもインスタで見たあれを真似してみようと思っても色々試行錯誤してレシピを決めて作って盛り付けて写真撮ってってしている間に結局うちの店のスイーツみたいになってたりするんですよね。そしてそれが良さだったりすることもある。

ということで出店がひと段落してホッと安心した日曜日でした。

また来週☺️


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