ホットチョコレート
今月カフェニルでは季節商品としてホットチョコレートとチョコレートエスプレッソの2種類のドリンクを販売しています。
その昔わたくしがチェーン店のカフェでアルバイトをしていたとき外国人のお客さんに、
ホットチョコレートある?って聞かれたので
ココアならあります!っていったら
ホットチョコレートとココアは何が違う?
って聞かれて確かに!っておもったことがありますが、今ならわかります。
カカオマスを原料としたチョコレートから作るのがホットチョコレート。
カカオマスからココアバターを分離して、余ったココアパウダーから作るのがホットココア。油分の違いですね。
ちなみにカフェニルのホットチョコレートはイタリアのエッセーレ社のチョカオという商品を使用して作っています。このチョカオはイタリアンバールだと定番のチョコレートパウダー。
コーンスターチが入っているのでミルクスチーマーで温めると段々とろみがついてきます。(とろみがつくが故にこの時期はスチーマーを綺麗に保っておくのにいつもより気を使います。)
このとろみによって重さとチョコレート感が増すのでいかにも冬のチョコレートドリンクといった風合いになるんですよねー。チョコレートエスプレッソの方はこのホットチョコレートにエスプレッソを加えたドリンクです。
イタリアでもチョコレートドリンクというとやっぱり北の方が有名で、ピエモンテ州トリノ発祥のビチェリンとかアレッサンドリア発祥のマロッキーノ、チョカオもミラノがあるロンバルディア州で作っているしということでやっぱり寒いところのドリンクという感じなのかなぁと思ったり。
先日寒かったから自宅でたまにはココアでも飲もうかなと思ったら溶かすだけのココアがなかったので、牛乳と板チョコを小鍋で溶かしてホットチョコを作りました。結構美味しくできたからあれにマキネッタで淹れたエスプレッソを加えたらもっと美味しいだろうけど家で作るにはちょっと気合が必要ですね。
ということで今日はとりとめのない話になりましたがこの辺で。
今月限定のバナナブレッドも思いのほかみなさんに喜んでいただけてほっと一息しつつ来月も違うスイーツを出すので目下試作中です。お楽しみに。
また来週ー☺️
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