地域のお助けレンジャー!
今回の紹介は、介護初任者研修です。
熊本地震後に立ち上げた、介護初任者研修も今年度で第7回目です。つまり、受講者は第7期生ということになり、今回は8名が受講されています。
そもそも、この事業を始めたきっかけは、介護保険について理解を深めてもらいたいという、一手の目的ではなく、地域コミュニティへ活かしてもらうことが大きな目的となっています。つまり、研修を通して、もっと身近に活かしてもらいたいということです。
自身が介護保険に関わることが出てきた場合、あるいは家族に介護が必要な状況となった場合、そして、地域や近隣で助けを必要とされた場合に対応できるよう…
いざというときの備えに役立ち、地域コミュニティが日常化となることで、近隣での共助が芽生えます。
個人的な考えではありますが、今のご時世を見ると、社会との繋がりをと言ってもスムーズにはいきませんし、そもそも本人が望まない限り行動にも移せません。
そんなときに、まずは自分自身のことは自分で対応できる知識を入れておくことは大切でもあり、繋がりたくないことを望まれる人こそ、自己啓発や責任は持っていてもらいたい考えも大いにあります。
もちろん、アセスメントを丁寧に行い相手が介護保険が必要だという結論に至った場合には、的確なサービスに繋げることは出てきます。
自己啓発から地域へ拡散!
この研修は介護の基礎を学びながら、町の状況も知ることもできます。
実際、研修を受けられた人からは、健康づくりに活かすために、社会参加として新たな就労や、地域活動へ参加したりと活躍されています。
動けるうちから、今後を想定して準備を進めていくことは出来ることですよね。
研修の醍醐味は、自分自身に問いかけながら受けられるため、モチベーションの向上となり、地域へ拡散することで、町全体の受け皿としても構築できてきます。
地域のお助けレンジャーは、地域づくりとしても欠かせないものになると私は期待をして取り組みを続けていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?