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名物が生まれる裏側!

今回の紹介は「木山初市」です。
毎年3月第1土曜、日曜に開催されています益城町の風物詩です。
特に今年は木山横町という益城町の中心部通りが完全復旧し、久しぶりにこの木山横町での開催となりました。
木山初市は商工会が企画されており、出店やステージなどが約300メートルに亘り並んでいます。
面白いのが、道路に好きな絵を描こうという滅多に体験できないイベントもありました。
子供から大人までが夢中になり、絵の横断歩道を書かれた上をビートルズ風に映え写真を撮られていたりと。
またこの二日間で大人気なのが、益城町名物の「市だこ」という団子です。
米粉から餅をつくり、厚みのある小判形にした表面にこし餡をぬっていきます。
作りたての市だごは、とても柔らかく温かいんですよね。その作り立てを買うことができるのが一年でこの二日間だけなんです。
なので大行列ができるんです。お昼にはもう売り切れてしまうほどです。
だこを作られるのが婦人部とお手伝いの皆さんで、だご作り担当している人が、目の前に並べてある餡が入った数ヶ所の容器にテンポよく投げ入れていかれるんですけど、だごを投げるという光景を初めてみました。
これで、容器の周りにいる人が餡をぬっていかれるという流れ作業ができています。

餅を作る作業です!
これだけの人でやっているんですけど、
すぐに売り切れてしまいます!
皆さん楽しみにがら、手際よくされています!

名物の秘密!

郷土料理、一年に二日間限定だから買っておかないと!とても美味しい!
名物や人気の理由には、秘密があったんです。
それは、朝早くから皆さんが作るあの空間が美味さや人気に繋がっていたんです。
流れ作業にも、和気藹々と楽しく作られている雰囲気が味を最高に美味しく引き立てていると言えます。コミュニティが隠し味だったんです。

受け継ぐのは、伝統と手法、そして語られる物語があってこそです。

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