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「理想的なワークショップ実現の鍵:自分のデザインが人々に愛される方法を模索する」 2024/1/20 LEGOで自己観測

「レゴ®️シリアスプレイ®︎メソッドと教材活用トレーニング終了認定ファシリテータ」の私が、
今週の自身の行動や、心理的変化をレゴブロックを使った作品で表現し、内省と共に記録していきます。

今週やったこと

・社内プロジェクトにて、「Business Origami」を応用した、サービス設計兼、UX/UI設計を行う独自設計したワークを試した。
 メンバーが主体的に手を動かしつつ、議論が収束しない箇所について対話を深める事が実現できた。
 一方、自分の想定よりも、多くの要素が盤面に存在しないと、ワークを完遂できないことに気づく。 

・レゴ®︎シリアスプレイ®︎と、ChatGPTを活用した新規事業創出ワークショップについて、他社でサービス化の段取りが着々と進んでいることを知る。
 自社だけではワークショップを再現するレベルに到達するまでに時間がかかりそう。独自に進めつつ、超えられない壁があれば、意見交換や協力を求めていく。

・50人規模のレゴ®︎シリアスプレイ®︎ワークショップを開催する。
 年末年始も準備を進めた事が功を奏し、今自分ができる限りのファシリテーションは再現できたと実感する。
 反省点として、参加者をワークに引き込むような話術や、設計の甘さが一部の参加者の問いへの解釈を曖昧にしてしまう現象が見受けられた。

今週の作品

今週の作品

説明

人型が「私」
私の後ろには「私が設計したモノ」に関するオブジェクトがある。
目の前、左隣にはプレゼン・ファシリテーションの時の台本スクリーンがある。
少し前には、「参加者との距離を縮める為の技術・アクション」があるが、奥の「参加者」に関するオブジェクトとは接続されていない。

「私」のオブジェクトについて

台本(手前の透明ブロック)を参照しスクリーン(左の橙板)にメッセージを投影しながら、参加者とコミュニケーションを取り、ワークを進めている。
頭には、参加者にメッセージが届いて欲しい気持ち(緑ブロック)と、ワークが上手く進んでいるかを察知するセンサー(黒棒)が備わっている。

「私が設計したモノ」について

・ワークショップを目的通りに進めるための土台となるノウハウ(緑ブロック)があり、「目的を達成するエッセンス」を抽出し(透明赤ブロック)、ワークショップを開発している。(黄板)
・ワークショップ参加者が、情熱(赤ブロック)・好奇心(ピンクブロック)、目的に沿う情報・自分の考え(黄緑・橙・青・緑ブロック)をアウトプットしている。
アウトプットを土台に(クリーム板)、建設的な話し合い・内省が行われ(梯子、オレンジ板)、妥当性の高い結論・意思決定(花、冠と旗)が実現する。

「参加者との距離を縮める技術・アクション」について

明確な考え方、方向性(灰色ブロック、黄色板)は存在し、参加者に対し自分からアプローチするもの(橙ブロック)である。
・アプローチ(クリーム板)をすることで、参加者の目を惹きつけ(旗)、参加者とファシリテーター、ワークそのものの繋がり(橋のブロック)を実感し、魅力的なもの(プロペラ)にする。

「参加者」に関するオブジェクト

・ワークショップ会場(黒板)に、複数の人(目のブロック)が存在している。
ワークショップの題目(緑ブロック)を身近に感じている人(手前のオブジェクト)は、問題意識に関連する経験や(灰色ブロック)、経験が生んだ考え(黄緑ブロック)が備わっており
 ワークショップに参加し、好奇心が広がり(ピンクブロック)、新しい行動をする意識(灰色ブロック)を持っている。
ワークショップの題目(緑ブロック)に関心が持てない人(奥のオブジェクト)は、士気がさがり(青ブロック)、今にも逃げたしたい気持ちを持っている。(足ブロック)

考察

「参加者との距離を縮める技術・アクション」が「私」と接続されていない理由

技術の存在や、参加者との接続部分は朧げに理解しているが、経験の浅さや、技術習得に向けた模索が不十分のため、繋げられていないと考えられる。
 人に伝わる・刺さる言葉は、人の知識量やタイプによって異なるが、表現を柔軟に変えられるほどの余裕や・引き出しがない。
 接合的が見当たらないことが位置関係に現れている。

理想の形

理想の形

・「設計したモノ」は個々の考えが議論の土台に綺麗に収まり、台本に接続されている。
・「私」は台本やスクリーンはほとんど見ない。頭の中に完璧に入っている。また、「参加者との距離縮める技術・アクション」を駆使し、「私」も含む全要素が魅力的なものに見えている。
・後ろ向きな参加者も、多少前のめりになっている。

先週との比較

右が先週の作品

先週の作品は、「目的を達成するために、自分以外のリソース(AI、他の人)を活用する重要性」が表現されている。深い思考を生み出すのは時間であり、「時間を確保する」「生産することに集中する」方向性を示している。

今週は、「自分が設計したモノ」を魅力的なものとして参加者に届けるためには、「想定通りのアウトプットがなされる確信がある状態」や「参加者との距離を縮めるアクション・技術」が必要な事が表現されている。

気づきと今後のステップ

「想定通りのアウトプットがなされる確信がある状態」を実現するには、質の高い試行錯誤(参加者の価値観、知識量を想定した上で、どう表現すれば伝わるかを想定する。アドリブでも多少出す事ができる)が必要。
直近では、参加者の年代や知識量を想定して、投げかける問いの内容や、言葉の内容を考えていく。

「参加者との距離を縮めるアクション・技術」を実現するには、大人数でのプレゼンテーションに慣れ、挑戦する勇気を持ち続けること。
著名のプレゼンターのアクションを知り、演繹的な仮説を試し続けること。


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