見出し画像

運転免許取消から始まった、僕のeスポーツ人生

こんにちわ!eRaceプロモーター きっぺーです。

eRaceプロモーター、という名前で現在eモータースポーツに熱狂しながら活動して思うのは

「クルマ好きでいてよかったなぁ」

という一点!

クルマほど人生を豊かにしてくれて、心を童心になる瞬間をくれるのに、多くの方とクルマという共通言語を使ってお話しでき、自分の世界を広げてくれるものはないなぁ、と今までの短い人生を振り返って思います。

クルマが好きではまったeモータースポーツ。

でも僕がeモータースポーツにこんなにも熱狂するきっかけ自体は、免許取消という恥ずかしい失敗を起こしたことがきっかけだった。

eモータースポーツに熱狂し始めたきっかけと、簡単に僕の過去をお話ししたいと思います。


「頭文字D」との出会いで始まったクルマ好き人生

昔っから僕は目立ちたがり屋で、何かにハマりだしたらとことんハマり、熱が冷めたら飽きるという性格でした。

少年サッカー、体操、エレクトーン、バスケ、塾通い、ゲーム、トランペット、水球などなど・・・

純粋に心がワクワクし、楽しいと思えることしかしてきませんでした。

そんな少年時代を過ごしていた自分に、突然"進路"という現実が襲い掛かってきました。

ただ楽しいことしかしてこなかった自分、将来なんて何かやりたいことなんてなかったし、どうすればいいかわからなかった。

そんなこんなで遊び続けていたら高校の物理のテストでは0点を取り、他も赤点満載。

授業態度も悪く、学校でも有名な落ちこぼれとなっていました。

そんな状態だった僕が、新しく見つけた興味が"クルマ"でした。

アニメ「頭文字D」をたまたまテレビで観て、普段スポーツカーがこんな速く走っている光景なんてまともに見たこともなかったし、クルマが楽しいものだと考えもしてませんでした。

「頭文字D」の世界に引き込まれドリフトに興味が湧き、たまたま高校にいた友達が教えてくれたスーパーGTを観てレースを知り、小林可夢偉選手のF1大活躍でどっぷりレースが好きになってました。

気づいたら、進路先も"クルマ"が関係する整備専門学校を選んでいました。

画像1

どっぷりクルマのある学生生活に浸るも、やらかしてしまうきっぺー

NATS(日本自動車大学校)に入学、一級自動車整備士を目指し通い始めた専門学校では、毎日がものすごく色濃く残るほどクルマに接していました。

学業としてクルマに触るのは勿論、放課後も休日もアルバイトでさえクルマに触れていて、友達と整備やツーリング、走行会参加などもしてきました。

このころは暇さえあれば"クルマ、クルマ、クルマ"。

片時も頭から離れたことがないくらい、クルマ遊びに熱狂していました。

それも、ずっと憧れだったS2000を手に入れてからはもっと加速しました。

はじめてのスポーツカー、憧れのスポーツカーに乗り始めてからは更に加速。

自分で走行会開催したりするほど、クルマ遊びに熱中してました。

そんな中、今思うと若気の至りですね。スピード違反をしてしまいます。

しかも二度も。首都高で73kmオーバーでオービスを光らせてしまったんです。

こうして僕は、欠格期間一年間の免許没収、クルマに乗れない期間を過ごすことになりました。

画像2

学んだ運転スキルを失いたくないために始めた"eモータースポーツ"

いくら若気の至りと言えど、罪は罪。

クルマを学ぶ学校に通いながらも、一年間クルマを運転することができない生活をしなくてはならなくなりました。

この時はあまりに情けなく自己否定の渦の中にいましたが、その途中で「これまで学んできた運転技術は、一年間なにもしなければ失ってしまう」という、危機感を持つようになりました。

実車が運転できなくてもドライビングを自分の手で試すことができ、トライ&エラーを繰り返せる方法を考えた結果、その当時流行りだしていた"レーシングシミュレータ"があることに気づきました。

自動車雑誌でもよくピックアップされるようになったレーシングシミュレータ、元々非常に興味があったことでどこまで体験できるのか。

そして免許を再取得できる一年後、実際にクルマに乗り始めたらどのような変化が生まれるのか、試したくなったのです。

こうして僕の"eモータースポーツ"への熱狂は始まりました。

画像3

思い立ったら即行動、気になるレーシングシミュレータ施設にしょっちゅう遊びに行くようになりました。

最初はまともに走ることはできませんでした。

ひたすら練習に練習を重ね、施設のスタッフに質問をたくさんして、データを解析した結果、徐々に上達していくのがタイムを観てわかり始めてきました。

これが本当に楽しくて更にどっぷりはまりだした僕は、いろんなレーシングシミュレータシステムがあることを知り、今度は数多くの施設に足を運ぶようになりました。

システムや構造、開発の考え方の違うレーシングシミュレータに乗りドライビングしたことで、この世界がこんなにも自由で奥深いものであることに驚き、熱中が熱狂に変わり始めました。

ついには、プロのタイムをも抜けるようになり、レーシングカーに乗れるチャンスを得たり、今までの生活からもっと輪を広げたコミュニティに参加することができ、新しい自分との出会いをたくさんすることができました。

情けない失敗を経て、どうしてもクルマに触れたくてしょうがなくてスタートした"eモータースポーツ"の世界によって、僕は大きく成長したと振り返ると思います。

画像4

クルマを愛するすべての人々の、新しい気付きのきっかけを創りたい

こうして僕は、eモータースポーツによって今までの生活では知りえないすごい方々とお会いしたり、何かを一緒に作り上げたことによって大きく人生革命を起こすことができました。

その熱狂もいまだに続いていることが自分でもびっくりしていますが、一人の男として世の中に対して大きなことをしたいという欲があるからかもしれません。

多くの方々の感情を大きく動かせる一大エンターテイメントとなると信じ、これからも熱狂していきます。

新しいクルマ文化の世界を多くの方々に体感してもらい、クルマをきっかけに人生を豊かにできることを知ってもらいたい。

クルマによって、そして"eモータースポーツ"によって人生を変えられた一人の人間として、今できることをやる。

これが今の僕の行動指針です。


個人的な欲求をいうならば、自分でレースに出るためにeモータースポーツに熱狂している。

そしてeモータースポーツに熱狂した仲間と共に、ニュルブルクリンク24H耐久レースに出て、優勝して漢泣きすることを目標として

きひらきっぺー、駆け抜けます!

画像5

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?