自分に貢献することと社会貢献

私は、最近

自分に貢献することは、
社会貢献になると思っています。

ふつう、社会貢献といえば、
世の中や人のためになることをして役立つ
ことを、社会貢献という意味で言っていると思います。

それが、自分に貢献することと社会貢献が
どうつながるのか?

について、これから書いてみたいと思います。


自分に貢献するってどういうこと?

例えば、あなたがコーヒーが大好きだとします。

機会があるごとに
自分が気になったコーヒーや、おいしいと噂のコーヒーなど

いろいろ飲んできました。

そうして、最近近くにできた新しいコーヒー屋さんの
淹れるコーヒーがおいしいという話を聞きました。

それを聞いたコーヒー好きのあなたは、
早速その噂のコーヒーを飲んでみることにしました。

お店に出向いて、店内に漂う香ばしいコーヒー豆の香りに
期待を膨らませながら席について、噂のコーヒーを注文して飲んでみます。

コーヒーカップから立ち上がる湯気

鼻先に香る、香ばしいコーヒーの香り

そして、ひとくち口にコーヒーを含み、
口の中全体に拡がるテイストを余すことなく味わって、

飲み込みます。

あぁ、なんとも至福のひと時。


そうして、ひとくち、ふたくち
コーヒーをじっくり味わっていきます。

そして、おいしいと感じるかどうかは、
これまであなたが味わってきたコーヒーの味と比べているんですね。

このコーヒーの味は、○○の△△というコーヒーの方がおいしかったな、
とか、

○○の△△というコーヒーの方がおいしいけれど、このコーヒーのこの部分はそれと比べてこちらの方がおいしいな、
とか。

もしそのコーヒーがはじめての味で、いままで味わってきたどのコーヒーの味にも該当しない場合「おや、この味は今まで味わったことのない味だな…」というふに、あなたの中に未知の経験(データ)が新たに加わることになります。


そういうふうに、それを実際に食べて味わってみる前と後では、

あなたの経験が違うということです。

あなたの経験が違うということは、
それを味わう前とそれを味わった後では、

それを味わうことで、

口に含んだ瞬間のおいしさや、味わいの違いや、酸味や苦みや鼻先で香る香りの違い、などなど、

あなたがそれまでに味わって感じてきたコーヒーの味(自分の中にデータストックしてきたもの)すべてと比べて、このコーヒーはあのコーヒーと比べて○○が○○で、でも他のあのコーヒーと比べると○○が○○よりも○○で…

というように、いろいろ一通り比較しますよね?

比較ができるということは、あなたのなかにコーヒーの味についてのそれだけの情報や経験があるからです。

そして、

これまで自分の中にある情報や経験とくらべて、これまでに味わったことのないような味覚があれば、「この味はこれまでに味わったことのない初めての味だな」と思ったり、または「この味は過去に味わったあの味と似ている、けれども最後の味の過度の感じがわずかに違うな…」と感じたり、あるいは「このコーヒーは新しいというけれど、私が今まで味わってきたコーヒーとすると、そんなに真新しいというかんじはそこまでないなぁ」などというように、様々な角度で比較することが出来るようになるのです。

あなたが味わってみた新しいコーヒーがそんなに真新しい感じがなかった場合を除いて(それはそれで、そのような経験をしたというふうにも言えるかもしれませんが、、)

これまでに味わったことのない新しい味を発見したり経験した場合、それがあなたの中にあたらしい情報や経験としてプラスされるということで、

その経験がある前と後では、経験の拡がりが違います。

それは、あなたの中にあるデータ(経験や体験)が拡大したということで、経験が広がった分、あなたの豊かさも(キャッチできる領域が増えるので)拡大します。


あなたも他人も、深いところではみんな源とつながっているので、あなた自身の経験の拡大が、全体の経験拡大につながります。


自分に貢献することが社会貢献になるというのは、こういうことです。


通常の意味で言う社会貢献を否定するものではありません。

このような貢献の仕方もあります、というお話でした。



つづく


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