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スピード&クオリティー

よく日本語で、「量より質」「質より量」と言われています。

この二つは、トレードオフ(どちらか一方を追求することでもう一方が犠牲となること)と言われています。

僕は、この言葉を聞く度に、「なんでそうなるの?」っていつも疑問に思っていた時、たまたま知り合った飲食の経営者が言ってた言葉が印象的でした。その人は、「量は質を保証する」といつも言います。僕もその言葉を聞いて共感したことを覚えています。

今回の滝本さんの記事にも、

「爪を研ぎ続けた」という表現が「量は質を保証する」という言葉と被った時に、単純に褒められるよりも嬉しく思いました。

量とは、「スピード」をあげることだと確信しましたし、スピードをあげるために最大に大切なことは「チーム内のコミュニケーション」でした。

「どうする?」と聞かれた時に「うーん。。」と迷ってるだけで、機会はどんどん遠くなるのが現実の中、早急な「決断力」が強いられる瞬間に、「チームメンバーへの依頼」ができるかどうか?それが重要なキーポイントだと気づいた瞬間でした。「あれ?ぼくら音楽だけで勝負をしていた??」というのがチームの負ける理由じゃないの?そんなことを教えてくれたのが、西野亮廣さんの「えんとつ町のプペルカバー」でした。

よく言われるのが「目的が大事」だとか「目標がない」とかいってるコラムを見かけるけど、そんなことを書いている人のほとんどが「研修等で聞いたレベル」の人が、自己満レベルで書いているだけで、コミュニケーションがないチームに壮大な目的を伝えた所で、右から左が関の山。

組織の成功循環モデル 泉山塁威さんの記事を引用すると

経験して、失敗を繰り返した後に起こる「成功した瞬間」に、本質的な納得が見えてくることがわかってきました。
バッドサイクル(BAD CYCLE)
①成果・業績が上がらない(結果の質)
②対立が生じ、押し付け、命令・指示が増える(関係の質)
③創造的思考がなくなる、受け身で聞くだけ(思考の質)
④自発的・積極的に行動しない(行動の質)
⑤さらに成果が上がらない(結果の質)
⑥関係がより悪化する、なすり合い、自己防衛(関係の質)
悪循環のサイクルでは、結果が出ない時によく起こるように思います。そこで関係性の質も高くないので、対立が生じ、チームや各メンバーのモチベーションは下がっていきますね。
グッドサイクル(GOOD CYCLE)
①互いに尊重し、結果を認め、一緒に考える(関係の質)
②気づきがあり、共有され、当事者意識を持つ(思考の質)
③自発的・積極的にチャレンジ・行動する(行動の質)
④成果が出てくる(結果の質)
⑤信頼関係が高まる(関係の質)
⑥もっと良いアイデアが生まれる(思考の質)

結論、関係の質→思考の質→行動の質→結果の質のどこを大切にするのか?どこに時間をかけるのか?というと答えは、「関係の質」だったということです。それは、チーム内も同じですが「ファン」との関係の質も同じ。ここを適当にこなしているとなぜ「売上が上がらない?」ということになってきます。

これから、ファンの思いや心の中にある課題を見つけ出して、その方々が持つ「インサイト」を探す課題が「僕ら」にはあります。

次回は、「チームの結束を固めるために大切なこと」というテーマで話を進めていきます。

keisuke.

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