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【自己紹介~扶養認定編~】

おはようございます。
戸田圭亮です。

共済組合で最初に配属になった
「短期給付事業」
についてまとめたいと思います。

短期給付事業の位置づけ


共済組合制度とは、公務員の相互救済を目的とし、公務員とその家族を対象に長期給付事業、短期給付事業や福祉事業(人間ドックや貸付)を総合的に行う制度のことです。
公務員として採用されると、採用された月から原則共済組合へ組合員として加入することになります。
なお、掛金(保険料)は毎月支払うことになっています。
組合員が受けられる給付の内容は以下のとおりです。

◆短期給付事業◆
組合員の家族にかかる扶養認定、組合員証発行回収のほか、病気・負傷・出産・死亡または災害に対する給付
◆長期給付事業◆
年金申請および組合員の退職・障害または死亡にかかる年金の給付
◆福祉事業◆
疾病の予防、人間ドックの助成、資金の貸付など、組合員および家族のための福祉事業

一番難しかったのは扶養認定です。

問い合わせの多かった扶養認定


以下のケースのような、生活とお金に関するコンサルティングのような仕事を月に500件程度を3年間行いました。
・被扶養者の子供がアルバイトを始めた。月収がどれくらいになると扶養が外れるのか。
・別居の祖父を扶養に入れたい。収入を確認するには何が必要か。
・結婚した配偶者の連れ子を扶養に入れるには何が必要か。
・夫と妻の収入が同等程度の場合、子供の扶養をどちらに入れたらいいか。
・自営業の配偶者は、どんな条件だと扶養家族に認定されるのか。
・認定された配偶者は、国民年金第3号被保険者という制度の対象となるが、60歳に到達するとどうなるのか。
・退職後の健康保険制度は、どれに入れば支払金額が最も安いか。


扶養認定は責任の重い仕事


扶養認定が認められる、認められない、その判断一つがお金に直結します。
そのため組合員の方の温度感が高くなりやすい窓口でした。
感情に伴走すること、処理スピード、ノウハウの共有を特に意識した結果、かなりの処理量をこなせるようになり、マルチタスクの幅が広がりました。事務処理が得意になったきっかけでもあります。
扶養認定について、気になる方はお気軽にご質問ください。

共済組合扶養認定編はここまで。
ご拝読ありがとうございました。


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