見出し画像

#18 時を越えて学ぶ:スクーリング「文芸I-4 (小説の構造)」

今回のスクーリングでは、物語をどのように語るか、小説の仕掛けを学んでいきます。
 
多くの時間が割かれたのは、語り手や視点。
小説は大きく分けると一人称で書かれた小説と三人称で書かれた小説に区別され、三人称で書かれた小説については、登場人物の心理描写をどこまでするか、によって分類がされて、特徴なんかが説明されました。
 
その次は、物語と時間。
語られる順序は必ずしも起こった順序ではなかったり、時間を飛ばしてみたり、一瞬の出来事を長く表現をしてみたり。
時間を自在に操りながら語られていくのが小説であるとのこと。
 
その他にも、象徴などなど、様々な仕掛けも学んだわけですが、スクーリングを終えて振り返ってみると、現代国語で聞いたことがあるような話題だったなぁ、なんて思いました。
高校生の自分はテストで点を取ることばかり考えて、小説の仕掛けを味わうことはできてなかったなぁ、なんて思いますが、時を越えて改めて学ぶことができて、人生を少しでも豊かにすることができたのかなぁ、なんて思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?