Book079『宇宙兄弟』小山宙哉

宇宙飛行士の主人公を描く漫画。既に宇宙飛行士となっている弟に対し、改めて兄も宇宙飛行士になることを目指すところから物語は始まる。

10年ほど前に読んだ時よりも、今読んだ時の方が沁みた。この10年でした色々な経験が、多くの要素が詰まったストーリー構成を味わえるようにしてくれたと感じる。

特に、
仲間でもあり、ライバルでもある同僚たちとの共闘: ただの仲良い仲間、という関係にとどまらない感情描写。

主人公の試練の際のマインドセット: キングダムの信のような溢れるアツさではないが、『俺の敵は、だいたい自分です』などシンプルに深いことを呟く主人公。

は見ていて非常に勉強になる。

漫画もただストーリーを追うだけでなく、より各登場人物の感情の機微を考えながら読書したい。


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