Book083 『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 ヤニス・バルファキス

わかっていそうでなかなか説明できない、『なぜ格差が生まれるのか』『銀行は何をしていのか』などが専門用語を用いずにわかりやすく解説されている本。

・『過剰生産』が国家制度・技術の進歩と格差を生んだ
・経験価値と交換価値(市場において何かを交換する時の価値)の中で現在は交換価値が極端に重視されている
・市場のある社会から市場社会への変わることによる、借金の位置付けの変化。

など、改めて勉強になる視点が多かった。
市場社会を生きる我々としては、専門的でなくても最低限自分たちが今生きている社会のルールとなり立ちを理解した方がよい。

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