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1月11日最新_中国コロナ対策_現地レポート

中国では北京を含む、東北部で連日の新型コロナ感染者が出たことによる、部分的なロックダウン措置が講じられているのは知っている方も多いと思います。上海も年末年始を境に、気温が氷点下を下回る日が続いています。
新型コロナウィルスの特徴として、寒さい時期に活発化するという性質が見え始めましたが、この上海でも市中でのコロナ対策が強化され始めました。

といっても、上海での市中感染は現時点では起きておらず、街はいたって日常です。

中国及び、上海の現在のコロナ対策について今回はお話しをしたいと思います。

厳重なコロナの水際対策

私も9月29日に中国に入国をして、2週間隔離を経験しましたが、空港に到着してから外に出るまでの2週間は防護服を着ている人以外には会うことが全くありませんでした。飛行機を降りてから2週間は完全に当局管理の下に置かれ、検疫期間をただただ耐え忍ぶばかりでした。

しかし、現在は北京市に外国から直接入ろうとする場合、14日間の隔離措置+自宅での7日間の経過観察期間を設ける「14+7」の対応策を打っています。

また、中国に入国する場合、以前は日本でのPCR検査の陰性結果を持っていればよかったのですが、抗体検査(IgM)の結果も求められるようになっています。

最新情報はご自身でチェックするようにしてください。
https://www.shenzhen-fan.com/news-2021-01-06-announce-from-embassy-of-japan-in-china/?from=timeline

建物に入る際のチェックが厳格化

先週~今週にかけて、商業ビルに入る際に、これまでの対応チェックに加えて、健康コードの提示と名前・ID・電話番号の記入が必要となりました。

健康コードとは以下のようなもので、支付宝(Alipay)アプリの中に入っているアプリケーションから見ることができます。

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このコードは自分が感染者との濃厚接触があったのかどうかを示しており、
黄色や赤色のコードになった場合は、隔離措置を受けることになります。
もちろん、建物に入ることは許されません。

このコード、誰もが持たないと生活できないAlipayやWeChatに搭載されている点がすごいですよね。日本は自主ダウンロードとは、とほほです。

外出時はマスクが基本

これは、当局が定めたルールでもないのですが、外出する際基本的に皆さんマスクを着けています。昔は3M社のフィルター付きマスクを着けていた人が多いイメージでしたが、今では普通のマスクになっていますね。

黒色のマスクが当時中国で流行っていましたが、現在では黒ではなく、サージカルマスクを着けている人が9割以上といっていいと思います。

地下鉄の改札あたりには、マスクの自動販売機がある駅も見かけました。
地下鉄に乗る際はマスクをつけないと乗せてもらえません。

まとめ:意識がとても高く安心できる雰囲気

今回は中国のコロナ対策の一部分を見てきましたが、中国で過ごしていてコロナを恐れるという意識はもはやありません。夏ごろに日本の東京にいた際は、いつかかかるかもしれない。かかったらどうしよう。と思っていたのが嘘だと思うほど、中国は普通に生活ができます。

その不安を取り除いているのは、まさに中国の素早い対応と、一致団結したコロナ対策だと思っています。中国に渡航できずに困っている皆さん、日本に帰れずに困っている皆さん、いろいろな想いの方がいらっしゃると思いますが、一日も早くコロナが落ち着くことを願っています。

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