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Early Exposureは人生の宝である

日本に帰国して2週間ほど経ちました。アフリカに戻るまであまり時間はありませんが、ロンドン時代にお世話になった方がstrength of weak tiesおよびsocial capitalの拡充から日本でもinnovationが起こるようにと、とあるイベントを開催していただき、自分も誘われたので足を運んでみました。

会場にいらっしゃった方は30代後半で起業家やVCの方がおおく、他にも弁護士や大企業のCEOなど錚々たるメンバーで、誰もが「どうやったら日本をより良くできるのか」「世界に勝てるようになれるか」を時にユーモアを交えながらも情熱的に議論していました。

自分もシエラレオネで感じた小児-妊婦のmalnutritionの問題、及びglobal food crisisの問題に今後foodtech、digital health の側面から挑戦していくことや今後のプランなどをお話し、貴重なフィードバックをたくさんいただくことができました。

そんな中で一名、とある大学の学生さんが参加されていました。少しお話を聞いていたところ、ウクライナ難民の人道支援で先日までポーランド-ロシア間の国境付近で活動されていたそうです。今後は社会政策を中心に進んでいきたいキャリアを自覚されており、他のメンバーに全く引けを取らず本当にその行動力や熱量に感心しました。年齢なんて本当に関係ありません。
学生の頃から日本をリードする方々と一緒の空間でお話できたことはおそらく彼女の今後を飛躍的に変えてくれるのだと思います。

若ければ若いほど、よりpureにかつsensitiveに人からのアドバイスを聞くことができると自分は考えています。
そして各界のリーダー・挑戦者たちに人生の早いうちから暴露される=early exposureが早いほど、新しい可能性に気がつくことができ、その後の人生において挑戦する時間も長く最終的な目標達成率は上がるのです。

自分は学生の頃は本当にチャランポランでしたが、それでも一風変わったearly exposureを経験することがありました。そのご縁で初期研修病院も地元から1000キロ以上離れた場所で勤務することになり、そこで人生を劇的に変えてくれたもう一つのearly exposureがありました。

イギリスに住んだり、アフリカに行ったり(来年からは東南アジアに住む予定ですが)と他の人とは一風変わったキャリアですが、楽しみながら今まで生きてこられたのはこのearly exposureが全てなのかもしれません。

ただ、このearly exposureは待っているだけでは絶対にやってきません。自分で動いて、発信して、熱意を伝えてようやく掴めるチャンスなのです。
相手もめちゃくちゃ忙しい人達ですからね。

昨日経験したearly exposureや新しいweak tieが今後の自分の人生にどう影響するのかはまだわかりません。しかし解決すべき社会課題を見つけ、その解決のために全力で動き続ける中で振り返ってみるとこの瞬間が次の転機のスタートになっていたのだなと思える日が来るのだと確信しています。

Early exposureは自分の人生において挑戦できる可能性に気づく重要な機転なのです。


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