keisuke

産婦人科医です。日本生まれ日本育ち。 世界中のお母さん、赤ちゃんが健康的に生きていける…

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産婦人科医です。日本生まれ日本育ち。 世界中のお母さん、赤ちゃんが健康的に生きていける世界を本気で目指しています。 日常の生活や仕事、その他雑多なこともサラッと綴るそんなブログです。

最近の記事

世の中にはお母さん達をサポートするための民間サービスがこんなにあるんです笑

(*写真:年明けマレーシアに行った際に「夢をかなえるゾウ」を読んで以降大ファンとなったガネーシャ様にたまたま会うことができた時の一枚) 超久々の投稿です笑 仕事柄、妊婦さんや産後のお母さんとお話をすることがあるのですが、その悩みを聞いていると「その悩みを解消するためのサービスは世の中に既にありますよ笑」とトリビア的に共有することが多いので、ここにまとめてみることにしました。(トリビアって単語もう誰も使わないですかね笑) (知人が運営しているものも含まれており)あくまで自分

    • Early Exposureは人生の宝である

      日本に帰国して2週間ほど経ちました。アフリカに戻るまであまり時間はありませんが、ロンドン時代にお世話になった方がstrength of weak tiesおよびsocial capitalの拡充から日本でもinnovationが起こるようにと、とあるイベントを開催していただき、自分も誘われたので足を運んでみました。 会場にいらっしゃった方は30代後半で起業家やVCの方がおおく、他にも弁護士や大企業のCEOなど錚々たるメンバーで、誰もが「どうやったら日本をより良くできるのか」

      • 何をやるか、そして誰とやるか

        シエラレオネでのミッション期間が終わりを迎えようとしています。 ここに来て周産期医療に関わる中で、大変なこと、辛いこと、嬉しいこと、うまくいかないこと、などなど多くのことを経験してきました。明日から日本に帰りますが、この数ヶ月を振り返ってみて思ったことを一言でまとめるとタイトルに表した通りなのかなと思います。 この国での生活は時に想像を絶することがあります。停電は頻回に起こりますし、マラリア、腸チフスのリスクは常に付き纏います。雨季には洪水が起こり、道路は寸断され、挙げ句の

        • 自分が今ここにいるのはただ運が良かっただけなのかもしれません。

          皆さん、お盆休みいかがだったでしょうか。シエラレオネでお盆休みを肌に感じることはありませんが、両親から送られてくる先祖のお墓の写真を前に今年一年の感謝とこれからの抱負を述べたところです。 (そう言えば花火大会とかあったなーということで、クロアチア旅行に行った時の花火の画像をあげております。) 今日は僕がここ数年特に感じていることについて簡単に書きます。タイトルにある通りですが、これは自分がアフリカの最貧国の一つであるシエラレオネに来て特に強く感じたことです。 自分は世界で

        世の中にはお母さん達をサポートするための民間サービスがこんなにあるんです笑

          人のアドバイスをもらう前に10秒ルールを設けよう。

          アフリカにきて1ヶ月が経ちました。久々の投稿ですが、今日は少し時間があるので上記について少し思ったことを書きたいと思います。 医師として働き始めた後、「このままでは時代の変化についていけなくなるな」と悟った自分は、時間、努力、お金とあらゆる犠牲を払いながらも色んなことに挑戦してきました。そしてこれからも自分の価値基準で「面白いな」と思えたことに素直を進んでいける人生を目指しています。 自分としては一貫性のあるキャリアではあるものの側から見れば不思議に思われることも多く(そ

          人のアドバイスをもらう前に10秒ルールを設けよう。

          イギリスからシエラレオネへ

          はじめまして。以前はpediobiというペンネームでnoteを書いておりましたが、ちょうどいい機会だったのでアカウントを刷新しました。 自分は産婦人科医です。2021,22年にロンドンの公衆衛生大学院に留学し、今年7月よりご縁からアフリカシエラレオネに移動し周産期医療を届けるN GOに参加することになりました。 2022年の時点でシエラレオネの平均寿命は55歳、10万出生あたりの母体死亡率は1120人で世界ワースト3。日本の平均寿命は80歳強、母体死亡率は5人未満/10万

          イギリスからシエラレオネへ