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今年度の音楽の授業を振り返って

先日学年末の成績付けのために生徒の提出物を見ていたところ、嬉しい書き込みを見つけました。

「1年を通して楽しい授業でした。ありがとうございました!」

なんていい子なんでしょう…(*´`)としみじみしてしまいました。こういうところでやりがいを感じますね。
続けて見ていく中であと2人ほど同じようにメッセージを書いてくれていたので、全員に返事を書いて返却しました。

振り返ると今年はコロナウイルスの影響で、音楽の授業は大打撃を受けました。歌はできない、管楽器もだめ。そんな中私の学校に残されていたのはギターとヴァイオリンのみ。なんとかギターを色々な奏法で演奏することで飽きの来ない授業を工夫しました。それから生徒が使えるタブレットがあったので、簡易の作曲ソフトを利用した授業もやってみました。きっと全国の他の先生方も色々な面で苦労されたのではないかなと思います。

きっと来年度もワクチンが広がるまで厳しい状況が続くことが予想されます。今度はレンタル楽器の利用や、実技以外の鑑賞や創作、ソルフェージュなどの授業を工夫して、生徒にとって有意義で楽しい授業にしたいなあと思っています。楽しいだけでなく楽しみながら音楽を深く学ぶ、というところが毎回の目標です。このあたりまえの目標が結構難しいんですね。楽しいだけじゃただの遊びのようだし、難しいことをやりすぎると生徒が進んでやる授業じゃなくなるし。教師の腕の見せ所です。

そういえば私の趣味の1つとして、授業プリント作りがあります。プリントは授業の流れを円滑にしてくれるし、ファイリングして学習を振り返ることができるので良いことが多いと思うんですよね。
そのうち作ったプリントのデータをアップして、自由に使ってもらえるようにしたいなあと思っています。まだまだ経験の浅い私の作ったものなので改善すべきところはあるかもしれませんが、どこかの役に立つといいなと思うので。こういった音楽のフリーの学習プリントってあまりないんですよね。「音楽の授業の8割は音楽が鳴っていないといけない」というようなことを聞いたことがあるくらいなので、あまり必要性を感じる人が少ないのかもしれないですけどね。

それでは、初めての記事投稿はこれくらいにしたいと思います。これからもこんな調子でちょくちょく書いていこうと思います(^^)



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