ベージュにご用心？

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日はベージュのお話。

万能アイテムのベージュ

服において「ベージュ」は無彩色と同じくらい組み合わせやすい万能アイテムです。
クセがなく、明るい雰囲気が出せるのが良いですよね。

黒とグレーを着ない自分にとって、
ベージュはライトグレーと同じような意味合いの色。
トップスもボトムスも、シルエット違いで何着か持っています。

夏が近づくにつれて

ベージュは特に季節感がない色だと思いますが、
だんだんと暖かくなるについて、
使う人が増えていく印象があります。

そんな中でたまに「ん？」と思う瞬間がありまして…。
ベージュって肌の色と近いので、スキニーなボトムスとか、体のラインが出るようなシルエットで使われると、ちょっとびっくりしちゃうんですよね。
（たぶん周りは気にしてないと思うんですが）

身に付けるベージュの選び方

身に付けるものとしてベージュを選ぶ場合は、
・肌より明るめのオフホワイト寄り、もしくは少し濃いめのベージュにする
・色相をオレンジ方向 / 黄色方向にずらす
・ゆったりめのシルエットにする
・柄ありのベージュにする
などがポイントかなと思います。

加えて、ベージュを使う時は大きなコントラストを付けないのも、1つのテクニック。
ベージュは、黒や濃いめのネイビーなどと合わせやすいですが、
相対的に明るく見えてしまいます。
違う色の薄手のインナーを1枚挟むとか、明度差を少し近づけてみるとか、
柄を入れてみるとかできれば素敵ですね。

ちょっと変えるだけで、ずいぶん変わる

使いやすいけど、気を付けたい。
身に付けるベージュのお話でした。