![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68957806/rectangle_large_type_2_b4986a162e83191b7b3298b81557a972.png?width=800)
趣深い日本の色彩 #20 常盤色
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日は常緑樹を表す深い緑のお話。
常盤の意味、力強い色
常盤は、比較的よく聞く単語だと思います。
女優さんにもいらっしゃいますよね。
言葉の意味としては、「常に変わらない、永久不変であること」。
それに一年を通して緑に茂る常緑樹の葉の色が当てられています。
常盤色は、茶色を少し含んだような落ち着いた緑。
樹木の生命力が感じられて、力強い印象があります。
お祝い事や景観造りにも
その意味合いから、お祝い事でもよく登場しますね。
門松の「松」も常緑樹ですし、松・竹・梅のセットで使われる時は、一番上の位に位置していたり。
あとは庭園にもよく使われてますよね。
美しい景観造りに一役買っています。
特別だけど、生活の中に根付いている。
そんな色彩だと思います。
お正月飾りにはたくさん使われているので、
周りを見渡してみると、常盤色が様々な場所で発見できるかもしれませんね。
短いですが、明日自宅に戻るので今日はここまで。
実体験&勉強から得た色彩のお話を発信しています。 よろしければサポートいただけると嬉しいです。 心躍る色彩のご紹介に繋がる様々なアイテムの準備に活用させていただきます。