和のあかり×百段階段 2023
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
昨年に続いて、ホテル雅叙園百段階段で現在開催されている『和のあかり×百段階段2023』に伺ったので、そちらのレポートです。
昨年の記事はこちら▼
極彩色の百鬼夜行
今年のテーマは『極彩色の百鬼夜行』ということで、
昨年に増してカラフルな印象の展示が多く、
色彩好きとしては本当に楽しい一時を満喫できました。
多くの展示物から、個人的に気になったものをピックアップ。
最初の部屋は灯篭、植物をあしらった鳥居型のフレーム、その奥に黄色い百合の花。
暖色系の花々と背景の寒色の対比が美しい!
灯篭も色んな模様で光が漏れて幻想的でした。
灯篭は近くで見れるスペースも。
続いて、今回自分が一番心に響いた展示。
巨大な水晶のモニュメント。
鉱物、孔雀の羽根、石に飾られた花はすべて『ペットボトル』から出来ているそう!
音楽に合わせて、ライトが色とりどりに変わり、赤、青、紫、黄色と次々と表情を変えます。
周囲のスペースにも、世界観を厚くする様々なあしらいが!
通路の天井には、昨年『紙はなび』を展示されていた第一印刷所さんの新作『紙にしきごい』が優雅に空を泳いでいました。
今回はガラスの器もたくさん。
その中でお気に入りを2つ掲載します。
展示されているものはミュージアムショップで購入できるものもありました。欲しかったけど、インク買いすぎて懐ががが…。
続いては灯りの展示。
円柱に刻まれた文字が、中の光を通して空間に浮かび上がる作品。
魔法陣が展開されてるみたいですね。
カラフルな多面体のものも。
面白かったのが、こちら。
照明の前に三角形の筒が置かれていて、そこから覗くと万華鏡のような見え方をします。これはぜひとも実物を見てほしい。
最後の間には、カバー画像で使ったカラフルな灯りたち。
多色配色が美しくて、全体を撮っても、単体で切っても、前ボケ後ろボケにしても、映える作品でした。
あとはお洒落なだるまも並んでいて、可愛らしかったです。
ということで、他の作品もたくさんあってすべてはご紹介できなかったのですが、感想レポートでした。
時折風鈴の音が聞こえる涼し気な展示でしたので、ご興味ある方はぜひ。
9月24日(日)まで開催されています。
もう1回くらい見に行こうかな~。
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