データインタープリターとピポッドはデータ分析の幅を広げる(インタープリター編)

Data Saber Training IntermediateⅠのQ11で習得した「インタープリター」と「ピポッド」の機能は、さまざまなデータソースが存在している中で、とても便利です。

例えば、下記は、IntermediateⅠのQ11の「サンプルスーパーストアー予算」のデータですが、実務で、縦横のマトリックス表になっている事は非常に多いと思われます。

表自体はとても見やすいのですが、この表の並びを使ってデータ集計をするには、とても不便であることは想像できると思います。この表は、むしろ集計された後の結果の表であることが多いと思います。

ところが、Tableauは上記のデータをそのまま取り込んで、Tableauの機能で、簡単に集計しやすいデータに並べ替える事ができます。

<インタープリター>
上記のデータをTableauに取り込むと、そのデータ形式のまま取り込みます。

「ワークシート」に移動すると「F1」~「F9」と自動で付与された項目が並びます。

そこで、「データソース」から「インタープリターの使用」にチェックを入れると、Tableauが項目を予測してマトリックス表の横軸とし、縦軸の空白(Null)も自動で埋めてくれます。

これをTableauは、チェックを入れるだけでできてしまいます。

Tableauが自動でセットをした横軸の項目は、「ワークシート」で下記のように項目となります。

IntermediateⅠの練習後、THE WORLD BANKのデータを使ってVizを作った際も、「インタープリター」は役に立ちました。

~THE WORLD BANKの平均寿命のデータ~

https://www.worldbank.org/ja/country/japan/brief/opendata

下記は、平均寿命のデータを取り込んだままの状態

「インタープリターの使用」にチェックをいれると、横軸の項目が「年」になりました。

とても便利な機能ですので、使わないと損ですよね。
次回のブログでは、使用できるデータにする為の別の機能「ピポッド」について説明します。

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