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第29回共同通信社杯(GII)3日目レポート

嘉永泰斗選手の9番手からの捲りも強烈でした。
そして、地元でしっかり決勝進出を決めた新山響平選手はさすがですね。

いつもはニコニコしている佐々木豪選手が、今回は引き締まった表情を見せています。初日1着の後も「まだここでは笑顔は出せません」と言って、準決勝1着の後もしっかり口を結んだ表情でした。今までと少し違う佐々木選手の姿を見せてくれています。
準決勝10レース

ゴール

準決勝11レース

ゴール

準決勝12レース

ゴール

三日目レポート

■3レース
●1着の小原丈一郎
「地元であんな大声援をもらって嬉しかったです。競輪って面白いですね!(笑) 」
●2着の嵯峨昇喜郎
「走り終わった後に大声援をもらって本当に嬉しかったです」

嵯峨と小原

と2人とも地元の声援がかなり後押しになったようです。


準決勝
■10レース
●1着の嘉永泰斗

嘉永泰斗

「結局9番手になったので、詰まったところで仕掛けました。落ち着いては見てましたね。かかりはよかったとは思うけど、窓場さんが車間を空けていた分それで行きやすくなったのかなと思います。昨日くらいから自転車と身体がハマった感じがします」

●2着の南修二

南修二

「窓場(千加頼)がしっかり組み立ててくれたと思います。先行のスピードがよかったので、ちょっと脚を削られているのかなと思いました。ちょっと自分で踏み上げるか迷った時にすぐに来られたので、どこまでついていけるかなと思ってました。色んな人にアドバイスをもらって、今日が一番感触が断然よかったので、明日もこのまま頑張ります」

●3着の隅田洋介

隅田洋介

「踏んで踏んで出させれば、よければ3番手、悪くても5番手と思っていたので想定内でした。北井(佑季)もかかっていたし、窓場も車間を空けていていたので、そこでしっかりと脚をためて、あとは嘉永が捲ってくるのにどう対処しようと思ってました。嘉永君が飲み込みそうだったので、それを目標に青森だし、外伸びれば届くと思いました。ここは縁起のいいバンクだし、運はあると思います」

■11レース
●1着の深谷知広

深谷知広

「理想は犬伏君の後ろからって思っていたので、その位置が取れてよかったです。突っ張ればそのままの位置で、叩かれたら自分で行こうと思っていて、犬伏君が突っ張ったので、想定通り運べました。捲りにいかないでいいかなってくらい前がかかっていたけど、三谷君が来たので、ムリヤリ出て行きました。3コーナーで清水より少し前にいけたので、これは行けるかなと思いました。ラインで決まれば百点満点でしたけど、合格点くらいですね」

●2着の清水裕友

清水裕友

「突っ張って3番手がもつれてくれたら面白かったんですけど、すんなり深谷さんが3番手は誤算でした。バックで竜生さんも見えたけど、犬伏(湧也)君ももう一回踏みあがったし、来られないかなっていうのが頭にあって。3コーナーもちょっと微妙でしたね。気づいてからあたりにいこうかなとも思ったけど、難しかったです。調子は悪くないので、精いっぱい頑張ります」

●3着の三谷竜生

三谷竜生

「カンナ削りにあったので、そこはもう割り切って後ろからと思いました。深谷君も脚を使わずの3番手だったし、出て行ったら出て行ったで対処しようと思っていたので、凌げて3着に入れたと思います。初日から調子はいいし、だから8番手からでも届いたんだと思います」

■12レース
●1着の佐々木豪

佐々木豪

「切れ目切れ目からと思ったけど入れてもらえず、後方からの仕掛けになったけど、なんとか仕掛け決まってよかったです。今日はずっと捲りが決まっていたので、それを見て捲る展開になったら、力を出そうと思ってました。なかなか成績もずっとあがらず苦しい時期が続いていたので、今回は少しでも頑張りたいなと思って来たので決勝にあがれてよかったです。ヤンググランプリの時も前で松本(貴治)さんが頑張ってくれたのに不甲斐ない成績で、常に松本さんが地元記念を取ったりと活躍していたので、追いつきたい気持ちでずっと頑張っていました。ここに来るまでも松本さんと一緒に練習してきて、気持ちを高めてきました」

●2着の新山響平

新山響平

「決勝は最低ノルマだと思っていました。作戦通りで、突っ張りやすい展開になりました。後ろが成田(和也)さんですし、3番手に稲川(翔)さんがいるのも見えたので、捲って来づらいだろうなと思ってました。あの距離なら逃げ切らなきゃいけないんですけど、「ちょっと引っ張り過ぎた部分があるので、もっと強弱をつけて行けば、後ろももっと伸びづらかったかなと思います。初日からラインのおかげで勝ち上がって来れました。決勝は優勝だけ狙って頑張ります!」

●3着の渡邉雄太

渡邉雄太

「理想通りの位置が取れました。大川(龍二)さんが来て、突っ張るならそのまま、大川さんが切るならその上を行こうと思っていて、新山さんが突っ張ったんでそこに降りられないようにだけ気を付けてました。新山さんが流していたので、詰めながら行こうと思ったけど、自分が腰をあげた時に新山さんに言一緒に踏まれました。スピード差はなかったけど、なんとか横まで伸びれたのかなと思います。若い子達があがってきてやりづらかったけど、久々に決勝に乗れてよかったです」

決勝は
7渡邉雄太-3深谷知広
8佐々木豪-3清水裕友-6隅田洋介
4三谷竜生-9南修二
1新山響平
5嘉永泰斗
となるようです。
どこから考えますかね…。ノンタイトルホルダーに勝って欲しい気もします。明日の決勝は11レースですからお間違えの無いように!

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