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第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)2日目レポート

本日は場内を撮影しようとうろつこうとしたら、イベント系は明日、明後日よと言われ、ガーンとなっておりました。
しかし、気を取り直し、明日から更に頑張る所存。
ローズカップは松浦悠士が勝ちましたが、連日先行している新田が気になります。今日の新田は、一味違いました。先行するナショナル組の山崎賢人を叩いて先行。結果的には新田は確定板には乗りませんでしたが、明日の準決勝戦は快勝するのではないかと考えています。
その準決勝戦ですが、良いメンバーとなりましたね。

10レース 準決勝
1松浦悠士-6井上昌己
2浅井康太-8南修二
3郡司浩平-5成田和也
9眞杉匠-7吉田拓矢-4吉澤純平
4分戦でラインの先頭はいずれも上手い選手ばかり。ここで通常は先行するであろう選手は眞杉ですが、そんなにすんなり先行できるとは思えません。残り2周半から、かなり目まぐるしい展開となるはず。
関東から行くか、他ラインからいくかですが、感覚的には松浦、郡司から考えたいですね。

11レース 準決勝
1古性優作-8稲川翔
4渡邉雄太-3岩本俊介-7和田真久留
5新田祐大-2佐藤慎太郎
9吉田有希-6雨谷一樹
ここは吉田が気持ちよく行くか、引かされてカマシに回されるかで、大きく変わりそう。吉田に先行させて、その3番手からが一番美味しそうだけど、ここを古性になるのか、新田になるのかでしょう。渡邉は早めには仕掛けないとは思いますが…。
ちなみに古性、稲川は大阪ラインでもありますがBMXラインでもありますね。

親王牌二日目レポート


12レース 準決勝
4小松崎大地-9守澤太志
6坂井洋-1平原康多-5諸橋愛
7清水裕友-2小倉竜二
8山崎賢人-3荒井崇博
坂井が強引に先行してくるか、それとも山崎がタイミングよくいくかに、清水、小松崎がどう動くかでしょう。坂井を前に出すと番手の平原の仕事が飛んできますからね。そして3番手は諸橋。このラインを強引に下げさせられるラインがあるのか?ですね。平原から考えるかそれとも、他か?
ここは、平原からの方が良いのかも。


ローズカップ ダイジェスト
新田祐大の主導権から、捲って出た清水裕友の番手から松浦悠士が差した展開でしたが、このクラスになるとみんな動きが良いですね。郡司の切り込みかたも良いですし、清水の捲って出るタイミングも良い。観ていてワクワクするレースですよね。車券は別として。一番宜しくなかったのは山崎。新田と先行争いをするなら負けちゃいかんでしょう。何か今の気持ちを表しているようなレースでした。準決勝は良いところを見せて欲しいですね。

周回中
残り2周
残り1周
ゴール



■6レース
●1着の坂井洋

坂井洋

「一回出ないとしょうがないのでホームで出て、出てから考えようと思いました。打鐘で粘られたのはわかったけど、もう太田(竜馬)君がいつ仕掛けてくるか見ていないといけないので、そっちに集中していました。最終ホームまではいいピッチでいけたけど、こなかったんで、後はもうガムシャラに踏みました。昨日よりは脚はいいと思います。準決勝も力を出し切って頑張ります」
●2着の稲川翔
「今日は自分のレースをして、いい意味で考えずに走ろうと思いました。神田(紘輔)が頑張ってくれたし、山口(泰生)さんが3番手にいてくれたのがすごく心強かったですね」

■7レース
●1着の眞杉匠

眞杉匠

「昨日と同じパターンになりそうで、ずっとビクビクしていました。突っ張り切るつもりだったけど、出られてしまっので、もう中団から行くしかなと思って、昨日やらかしている分、今日はしっかりと思いました。思い通りのレースはまだできていないんで、いいとは言えないですね。金子(幸央)さんや坂井センセーがいいレースをしていたので、自分も頑張りたいと思いました」
●2着の小倉竜二
「町田(大我)君が出切れるかどうかのレースだったので、出させてくれたのであとは門田(凌)君に任せていました。(最後)門田の動きを見て、ここのバンクは外はないんで。2着権利だったし、止められたら門田君とワンツーだったけど、出られたので、自分も最短の距離を行かせてもらいました」

■8レース
●1着の和田真久留

和田真久留

「前々に、最低限、中団の位置は取ってからと思いました。寺崎(浩平)君が打鐘で来るかなとか荒井さんもタテ含みだとか色々と考え過ぎて、自分で仕掛けそこないました。着的にはいい薬でしたけど、こういう番組だったし、内藤(秀久)さんとワンツー決めたかったですね」
●2着の荒井崇博
「(松本)秀之介のおかげ! バックで寺崎だけ見えなくて、怖くて出させてもらいました。1着取らなきゃいけなかったけど、今日はかんべんしてくださいって感じで」

■9レース
●1着の吉田拓矢

吉田拓矢

「ホームのところでスイッチしようと思ったけど、前も踏んでいたので厳しかったので臨機応変に内に切り込みました。ちょっと後ろに迷惑かけてしまいましたね。吉澤さんと決まったけど、カミタク(神山拓弥)さんがダメだったので申し訳なかったです。調子は最近の中ではいい方なので、気持ちを全面に出していきたいと思います」
●2着の浅井康太
「橋本(優己)が前中団が欲しいって言ったので、その位置だけ取って、あとは橋本君のセンスに任せていました。思っていたれーすではなく誤算はごさんでしたけど、レースは落ち着いて見れていると思います。前を残そうとかというタイミングで吉田がイン捲りみたいな感じできたので、そのタイミングで前に踏みました。しっかりタテに踏めたのは収穫ですし、今後に向けてしっかりやっていきたいと思います」
●3着の吉澤純平
「ちょっとあそこはついていけなかったので、拓矢の後ろまで追い上げようと思いました。拓矢が内に差し込んだら僕は外踏もうと思ったけど、差して抜いてまた外を来たので、浅井が番手捲りをしてくれたので助かりました」

■10レース
●1着の古性優作

古性優作

「ちょっと内差してしまったので、バック踏んしまったのでちょっとしんどかったです。気持ちのいい捲りではなかったですね。南さんと決まったのはよかったけど、自分の思い描いたレースではなかったですね」
●2着の南修二
「全部任せてました。古性はすごいスピードでしたね」
●3着の渡邉雄太
「古性が捲りだろうと思って、結果的によかったです。感触は悪くないと思います」

■11レース
●1着の平原康多

平原康多

「山田(英明)が来た時にタイミングがずれて、ちょっと空いたとこを締められちゃって、そこをついていったら失格だってすぐにわかったので、外を追い上げました。本当に瞬時の判断でしたね。最後は残せるなっていう感じだったので。初日に失敗したので、今日はしっかりと思って走りました」
●2着の諸橋愛
「ヒデ(山田)のイン粘りは想定していたので、康多がいい動きをしてくれました。僕は内だけ空けないように気をつけてました。長野(美鈴湖自転車競技場)で33の感覚は練習してきました。レースを想定した練習ができたので、感触はものすごくいいですね」
●3着の吉田有希

吉田有希

「前取れたので全ツッパって、一番かたいレースができました。山田さんが来たけど平原さんが外から追い上げてくれたのは見えたので、体勢を整えてから、しっかり仕掛けられて、ワンツースリーなので申し訳ない結果ですね。GI初準決勝で、関東もたくさん勝ち上がっているので、関東で決められるように頑張りたいです。緊張するとポカるので、リラックスして走りたいです」

■12レース
●1着の松浦悠士

松浦悠士

「裕友がいいレースをしてくれました。裕友に踏み出しがすごくて一瞬千切れましたけど、なんとか郡司君を越えられたのでよかったですね。最後、郡司君の気配を感じて慌てて踏んで、なんとか押し切れてよかったです。反応もいいと思います」
●2着の郡司浩平
「切れ目、切れ目からという判断でした。内に差しえていたので、もうそこから勝負っていう感じで、本当は自分で行きたかったけど、清水に行かれましたね。最後させてないのは脚力不足でしたけど、余裕はありましたね。準決勝は隙のないように走ります」
●3着の清水裕友

清水裕友

「新田(祐大)さんの巻き返しが早くて、郡司さんにも内をすくわれて、最後行くしかないと思って仕掛けました。成田(和也)さん、(佐藤)慎太郎さん、守澤(太志)さんって1つ1つの壁が大きかったですけど(苦笑)、3着に粘れているし、調子は悪くないですね」


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