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第64回競輪祭初日レポート

熱唱する華原朋美さんの開会式からスタートした第64回競輪祭は、男子競輪8レースまで1着がなんと東日本ばかりでしたね。
その流れで、報道関係者のなかで、8レースは脇本がいるけど杉森からだと言っていた某カメラマンがその配当に絶句しておりました。まあ、仕事中ですからね。車券は買えません。(笑)
その8レースは脇本が伊藤颯馬に牽制されて3着となりました。これはかなり大きいポイントになりそうです。当然、これを選手全員が観ているのですから、三日目の一次予選2ではメンバー次第でまたまた1着を逃す展開になるやもしれません。それを狙ってオッズが大きく動くかもしれませんね。

ガールズグランプリトライアルは本命に傾くか穴に傾くか気になるところです。
佐藤水菜、太田りゆが1着で決勝に勝ち上がるかどうか、児玉碧衣が勝てるのかも含めて気になるところですね。

さて、グランプリの行方はまだ見えてきませんね。一次予選2が終わると見えてきそうです。まずは決勝戦出場を目指して、ここからの戦いが面白くなってきます。お見逃し無いように!

初日 一次予選1
■1レース

残り1周
ゴール

●1着の守澤太志

守澤太志

「もう何年も1レースを走ってないのでドキドキしたけど1着でよかったです。できたら山崎君を後ろに置きたかったけど、
●2着の小倉竜二

腹をポンな小倉竜二

「山崎君の行けるところから行ってくれって言ってたんで。打鐘でケツあげたんで行くのかと思ったら行かなくて、後ろ2人はもてあそばれてましたね(笑)。2回くらいつっかけて、8割で吉田(有希)君を捲るんだから、調子はいいんでしょうね。前回は千切れたと思うけど、今日はついていけました。(抜けたのは)ギリギリですね。昨日食べ過ぎて太ったので、痩せます(笑)」
●3着の山崎賢人
「自力が多かったので、その動きを見てから行こうと思ってました。まだ自転車と身体がマッチしてないというか、ふわっとしている感じがします。ちょっとセッティングいじります」

■2レース

残り1周
ゴール

●1着の眞杉匠

眞杉匠

「作戦通りに走りました。今日は一回も後ろを見る余裕がなく、慎太郎さんに後ろは任せてました」
●2着の佐藤慎太郎
「眞杉のペースで行って、ハラケン(原田研太朗)が来るか来ないかだと思ってました。眞杉が踏む前にハラケンが来て、一応ふっておいた方がいいかと思ってふったけど、あれで脚を使いました。慎太郎の状態が悪いというよりは眞杉が強い! …ということにしておきましょう」
●3着の佐々木雄一
「しっかりついていけたのでよかったです。最後は抜かれたかと思ったけど残れてよかったですね」

■3レース

残り1周
ゴール

●1着の山崎芳仁

山崎芳仁

「あの位置を取れたら行くだけって阿部(拓真)も言っていたので。すんなり先行だったので3番手から来られなきゃ行けるなって思っていたんですけど、雄太君が来ていたので、張りながらいったら、半車くらい行かれたので、そのまま前にいく形になりました。最近は自力も出ているし、調子もいいですね。一戦一戦大事に頑張りたいと思います」
●2着の渡邉雄太
「8割くらいは先行って思ってたんですけど、阿部(拓真)さんが来たんで入れました。清水よりも先に行かないとって思って踏んだけど、合わされました」
●3着の清水裕友
「雄太を切った上を行くのはきついかなと思って。(阿部が)カマシて来るのは想定外でしたね。脚は軽いんですけど、身体がかたくて、自転車に上手く乗れてないですね。たまたま空いたんでいったけど、後ろに迷惑をかけちゃいましたね」

■4レース

残り1周
ゴール前
ゴール

●1着の平原康多

平原康多

「この年で同期3人で並べるなんてワクワクしましたね(笑)。あんまり本人には言わないけど、和田さんがついてくれて心強かったです。犬伏(湧也)君のスピードすごくて、切り替えるというよりホームで自分で行くイメージじゃないと行けませんでしたね」
●2着の和田健太郎
「平原のやりたいように走ってもらいました。VTRで見ているよりも、平原の反応はすごかったですね。すかさず反応できるのが流石です! 離れずについていけているし、自分も悪くはないですね」
●3着の中本匠栄
「最後に抜けているし、勝負はできる状態だなと思います」

■5レース

残り1周
ゴール前
ゴール
ウイニングランの坂井

●1着の坂井洋

坂井洋

「皆がプレッシャーをかけるので頑張りました。2センターで行こうと思ったら先に行かれちゃいました。そこからは全力で踏みました」
●2着の松浦悠士
「坂井君の動きを見て、あの形ならうちは3車だし、坂井君よりも先に行こうと思いました。自分の出来もよかったと思うけど、それ以上に坂井君が強かったです」
●3着の荒井崇博
「松浦はセンスの塊ですからね。もう信頼してました。とりあえず決勝を目指して頑張るだけです」

■6レース

残り1周
ゴール

●1着の新山響平

新山響平

「中団が空いていたので入ってしまって、後ろについていきにくレースになってしまってダメですね。最後までもったのはよかったと思います。もっと流れにのったレースをしたいと思います」
●2着の岩津裕介
「ちょっとエラかったです(苦笑)。今日は石原(颯)君の好きに走ってもらおうと思ってました。1回新山を合わせたので、そこでひと息つけるかと思ったら、すぐに来たので(苦笑)。外に浮いてる時間が長くて、古性君がまた復活してきたので、新山もさすがのレースで、僕らにはきついレースになりましたね。今年は3回も骨折して、脚的にはしんどいんですけど、なんとか落ち着いて走れたのは走れたと思います」
●3着の古性優作
「展開はよかったんですけど、…ダメですね」

■7レース

残り1周
ゴール

●1着の郡司浩平

郡司浩平

「打鐘で金子(幸央)と踏み合って脚を削った分、出はよくなかったけど、しっかり気持ちは強く走れたと思います」
●2着の成田和也
「打鐘からけっこう踏んでいたので大丈夫かなと思ったんですけど、さすがですね、強かったです。最後はちょっとつめられなかったですね(苦笑)」
●3着の南修二
「後方になって苦しい展開になりましたけど、(三谷)竜生が行ってくれたおかげで、自分にもチャンスが生まれました。コースを探しながらいったので、伸びている感じはなかったですね。脚は最近と変わらずだと思います」

■8レース

打鐘過ぎ。脇本を止める伊藤颯馬。
残り1周
ゴール

●1着の杉森輝大

杉森輝大

「長島(大介)さんに全て任せてました。脇本さんも来ていたし、伊藤君もいたので、踏まさせてもらいました。長島君の頑張りをムダにしないようにと思ってました。いいスタートが切れたので、2走目以降も頑張りたいと思います」
●2着の伊藤颯馬
「もう自分のタイミングでと思っていました。鐘で出るつもりで出て、打鐘過ぎで脇本さんの出が良くなさそうで止まったので、位置を確保して感じでした。バックで仕掛けきれなかったけど、いい位置で流れ込めて2着に入れました」
●3着の脇本雄太
「(伊藤君に来られて)一回力が抜けて、もう一回力を入れていったんですけど…。明日以降、修正していきたいと思います」

ガールズグランプリトライアル予選1
■9レース

残り1周
ゴール

●1着の柳原真緒

柳原真緒

「奥井(迪)さんが前を取るだろうし、番手に入れないようにと思ってました。尾方を気にしていたので、ちょっと伸びた感じはなかったんですけど、ゴールまでしっかり踏めたと思います。日に日によくなっていくと思うので頑張ります」
●2着の尾方真生
「脚の感触はアップの時からよかったです。でも、レース内容的にはよくなかったので明日から修正していきます。飛んだらダメだって思って、かたくなって、消極的なレースになったので、そこを直していきたいですね」
●3着の青木美保
「狙っていた位置が取れたのでよかったです。しっかりついていけたと思うけど、最後踏み直しがすごくて、なんとか3着に入れてよかったです」

■10レース

残り1周
ゴール

●1着の児玉碧衣

児玉碧衣

「(山原)さくらさんの動きを警戒してました。(坂口)楓風が行ったので、自分の好きな展開で行けました。ちょっときついところで踏みましたが。完璧とは言えないけど、徐々にいい状態にはなっていると思います。明日からは仕掛けるポイントも考えながら走りたいと思います」
●2着の鈴木美教
「決勝にのるためには初日から大事になってくるので、展開に恵まれてよかったです。(児玉さんの)踏み出しに集中してついていきました」
●3着の大久保花梨
「終始、つつまれた状態でしたが、3着に入れているのでいいと思います」

■11レース

残り1周
ゴール前
ゴール
ウイニングランの太田

●1着の太田りゆ

太田りゆ

「つつまれた状態で梅川(風子)さんが行ったので、ドキドキしました。もう自分のタイミングで行くしかないと思って。優香さんと同じタイミングだったので、やばいって思ったけど、行けてよかったです」
●2着の小林優香
「早め早めの展開を想定していました。欲を言えばワンテンポ早くいければよかったですね。つめる勢いでいけたけど、思っていた以上につめるのが早くて。でも、それは状態がいい証拠でもあるし、2着スタートなんで明日からも頑張ります」
●3着の小林莉子
「ナショナルのメンバーもいるし、スピードレースになるなと思ってました。バックで優香にりゆさんが合わされるかなと思って迷ったのがダメでしたね。前がかかっていたのできつかったです」

■12レース

残り1周
残り1周の佐藤水菜
ゴール
佐藤水菜

●1着の佐藤水菜

佐藤水菜

「調子は悪くはないと思います。しっかりゴールまで踏めました。1走して不安もなくなったし、とにかく1着を取れるように頑張ります」
●2着の石井寛子
「ナショナルチームとの闘いだったので、いつもと違うレースをしようと思ってました。水菜ちゃんのスピードを体験したいと思っていたので。男子と一緒に練習している時に差せないけど、水菜ちゃんを差すには、男子も差せなきゃいけないなって思いました」
●3着の太田美穂
「今年、成長した部分は流れを見ることだったので、大きいレースの勝ち上がりで初めて3着に入れたんだと思います」

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