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第19回サマーナイトフェスティバル(GII)&ガールズケイリンフェスティバル2023 初日レポート

第19回サマーナイトフェスティバル&ガールズケイリンフェスティバル2023の初日の函館は朝から大雨で、叩きつけるような雨音に目を覚ましてしまいました。朝6時に。
開催はどうなることやらと思ったのですが、そこまで雨はひどくなることはありませんでした。
さて、開会式には市長の大泉潤氏が登壇し開会の挨拶をしておりました。
やはり、洋氏に似ている…
と、思った次第でした。

開会式

天気はあいにくの雨になりましたが、レースは熱かったですね! 勝利者インタビューに来た選手から湯気が見えるほどでした(気温が上がらず湿度がど高めだったから?)。
が、函館の涼しさは、選手にとってとても走りやかったようです。明日以降もいいレースを期待しましょう!!

そういえば、いつの間にかサマナイチャンピオンの通称が夜王ではなくなっていましたね。
過去には「夜王」というタイトルに相応しい競輪選手が優勝していたのですがね。最近、ナイターのGIが開催されるようになったので、夜王は消えてしまったのでしょうか?
今回は夜王に相応しい選手が優勝すると面白いのかもしれません。とはいえ、夜王と呼ばれるほどの選手がいるのかどうか。最近は全く夜の武勇伝は聞かなくなりました。
もしかしたら、女子の方が武勇伝を作り出している…のかもしれません。真偽は定かではありません。

ガールズケイリンフェスティバル2023


1レース
●1着の石井寛子

石井寛子

「理想通りの位置が取れました。反応は少し悪かったけど、村田(奈穂)さんが追っているのが見えたので、自分も必死に追いました。追って、最後はいい感じで行けているし、悪くはないですね。絶対に決勝に乗りたいので、明日も最後まで諦めないで行きたいと思います!」
●2着の柳原真緒
「寛子さんの後ろからと思ってました。最後は寛子さんの上を行ける感じはなかったですね。久々のレースで反応はあんまりでしたけど、1走してよくなると思います」
●3着の坂口楓華
「最低限の目標はクリアできました。この間のGIはもっともっと集中していたので、まだ足らないから、もっと集中を高めていきたいと思います」

■2レース
●1着の山原さくら

山原さくら

「もう自分のタイミングで行きました。前も短かったし、展開も向きましたね。最後はきつかったけど、最近は調子はいいので、残れました。でも、油断しているとサマーナイトフェスティバルは決勝に行けないので、明日もしっかり緊張感を持って頑張ります!」
●2着の岡本二菜
「フタされて尾方も引かなかったんで、山原さんが行くかなと思って、山原さんに託しました。宮杯よりも踏んだ感触はいいですね。明日に向けてしっかり疲れを取って、いい形でつなげていきたいです」
●3着の尾方真生
「臨機応変に走ろうと思ったけど、フタされてどうしようかと思ったけど、いつも下げて失敗しているので下げなかったけど、さくらさんの動きがよかったです。どうしようかなと思ったけど頭は冷静でした。最後は伸びているし、脚はいいですね」
●4着の久米詩
「詰めていったけど詰まらなかったというか、さくらさんが強かったです」

■3レース
●1着の児玉碧衣

児玉碧衣

「吉村(沙耶香)も同じタイミングで踏んだけど、合わせる感じの動きではなかったので、後ろで少し見ました。そこからは(日野)未来さんが踏んでいたの見えて、未來さんはダッシュがすごいけど、自分も長い距離を踏めるようになっているので行けると思ってました。明日、500勝したいですね!!」
●2着の吉川美穂
「2着でホッとしています。吉村さんよりも先に動きたかったけど、児玉さんの後ろが取れて、臨機応変に立ち回れました。小林莉子さん上手いんできつかったけど、なんとか並走粘れました。同期の蛯原(杏奈)に『函館の内に落ちたらは重い』って聞いていたのでうわーって思ったけど、脚の感じはいいので、明日以降は緊張に身体をならしていきたいですね。。決勝に乗りたいので明日も頑張ります」
●3着の杉浦菜留
「今回の目標が確定板に乗ることだったので、初日に達成できてよかったです。明日も確定板に乗れるように頑張りたいです」

第19回サマーナイトフェスティバル

■4レース
●1着の松井宏佑

松井宏佑

「あんまりかなと思ったけど、外々に踏んでいって届いたのでよかったです。しっかりケアして明日も頑張ります」
●2着の山田英明
「(北津留)翼は強いのでもう信じてついていきました。最後は待って待ってで行ったので、あれがもっと早ければ中にいけたかなとも思います。宮杯くらいから脚が踏んだ分伸びる感じがするのでレースを走っていて余裕がありました」

■5レース
●1着の小松崎大地

小松崎大地

「(菅田)壱道はできることが多いので、完全に任せてました。切ってから少しイレギュラーになったけど、あそこで自分が取り切ったりすればもっとよかったのかなと今思えばなので、そういうとこしっかりしていきたいですね。壱道がまだ脚が余っているのはわかったので仕掛けるまで待とうと思ったけど、内に差したのが見えたので、コースが空いたところで踏ませてもらいました。レースを落ち着いて見れているので調子はいいと思います」
●2着の香川雄介
「きつかったー。3コーナーで自分はパコパコだったんでやばいと思ったけど、清水はぱこついてくれてよかったですね。あれがさら脚だったら離れていたかもしれん。最後、1着かと思ったらデカいのが来ましたね」
●3着の清水裕友

清水裕友

11レースの結果を待って、準決勝が決定した
「こんな最後までドキドキさせられると思いませんでした(苦笑)。今日は出足はあんまりだったけど、バックからは伸びていきましたね。悪くはなかったと思うし、明日はもっとよくなると思います」

■6レース
●1着の和田真久留

和田真久留

「深谷さんが強いのひと言ですね! 取鳥(雄吾)君が遅くてやばいかなと思ったけど、すかさずに行ってくれたので深谷さん流石です。踏み直していたし、来られないなと思ってました」
●2着の深谷知広
「タイミングで踏めていたのでよかったと思います。絶対に(山崎賢人は)来ると思っていたので、オーバーペースで踏みました。2人で決まったのが一番よかったです」

■7レース
●1着の北井佑季

北井佑季

「行くタイミングで行くことしか考えなかったです。打鐘で突っ張られないように踏んで、出てからはペースで駆けました。脚の状態はいいですね。函館は久々ですけど、テレビで見てたら風は強いなと思っていたけど、走ってみたらカントがないなって思って、捲りが決まりづらいなって思ったので、前々で行こうと思いました」
●2着の南修二
「前回に引き続き調子はよく入れています。違反訓練でいつもと違うメンバーでやれたのでいい刺激をもらえました。函館は涼しいし、走りやすいですね」

■8レース
●1着の山口拳矢

山口拳矢

「態勢を整えてからと思っていたけど、(伊藤)旭君が仕掛けるのが見えて、突っ張るのも考えたけどけっこうスピードあがっていたので、これは橋本君が仕掛けるの厳しくなると思ったし、立て直してからと思いました。余裕はあったんで、雨だったのでコーナーを踏んで休んでって感じで行ったので、雨じゃなければもっと余裕をもって1着に来れたと思います。今日はアップから身体の調子もいいですね」
●2着の山岸圭太
「余裕をもって見ていて、橋本(壮史)もかかっていたし残したかったんですけど、後ろから来たのはわかったので前に踏ませてもらいました」

■9レース
●1着の佐々木悠葵

佐々木悠葵

「ペースがあがると思ったし、そこは(山田庸平さんと)勝負するしかないと思っていきました。そこで脚は使いましたけど、自力でやっているし、最後は決めれてよかったです」
●2着の神山拓弥
「佐々木君は器用だし、佐々木君の勝てるように走ってもらいました。ああゆう割り切ったレースができるのもあいつの強みだと思います。今回は自分の調子も悪くないですね」

■10レース
●1着の吉田拓矢

吉田拓矢

「松岡辰泰が雰囲気出していたので、それをまず気を付けて、島川(将貴)を止めにいったけど、それがちょっと下手過ぎて木暮(安由)さんに迷惑をかけちゃいましたね。あとは眞杉が強くて勝手に残ってくれました」
●2着の眞杉匠
「4コーナーからが甘かったですね。上手く脚を回せませんでした。初日はいつもあんまりよくないことが多くて心配だったんですけど、明日からはもっとよくなると思います」

■11レース
●1着の犬伏湧也

100勝達成の犬伏湧也

「フタされたら引いて弛んだところを行くっていう作戦でした。詰まったところで行けているし、雨でスリップして、それ以外はいい感じで行けていたと思います。スピード感はよかったけど、ラインで決めれなかったのは反省だし、もっとレースを磨いていきたいです。準決勝は強い人ばっかりなので隙を見せたら行かれてしまうので、しっかり集中して頑張りたいです!」
●2着の稲毛健太
「後ろ(にいた犬伏君)を気にしていたら行けないと思ったので、もう前だけ見てました。それで内が空いたので、行きました。最近は流れがいいですね」

■12レース
●1着の脇本雄太

脇本雄太

「サマーナイトフェスティバルの初日に1着取ったのはたぶん10年振りくらい(笑)。ペースが速くあがった分、自分に有利な感じになりました。郡司(浩平)に来られた時は雨で焦りましたけど、行けてよかったです。これでこの大会への悪いイメージは払拭できたのかなと思います」
●2着の新田祐大
「(平原さんと新山響平の動きは)すごい難しかったところです。あそこは新山も悩んだって言っていたので。自分はついていくことできなかったけど、その後は、たぶんタイミングを逃さず仕掛けなければいけないレースになりました」
●3着の守澤太志
「あそこの判断は難しかったと思うし、平原さんの勢いもよかったので(新田も)難しかったと思います。ああなったら新田君に託すしかなかったし、脇本に合わせて行ってくれたし、新田君が強かったですね。自分の調子も前回よりは上向いたかなと思います」

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