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令和6年能登半島復興支援・第8回ウィナーズカップ(GII) 初日レポート

タイトルバックの写真は分かる人にはわかる10レース残り2周です。

本日の取手競輪場は、爆風が吹き荒れる一日となりました。
選手達は口々に、3コーナーで止まると言っていたのが印象的でした。
確かに捲ったラインで決まっていたレースが多かったと思います。
とはいえ、やはり力のある選手が先行すればそのラインで決まったレースもありましたから、力のある先行選手であれば、爆風もものともしないということなのでしょう。

明日は二次予選、毘沙門天賞が勝ち上がりレースとして行われます。
初日を勝ち上がった選手たちの激突を楽しみましょう。

二日目12R毘沙門天賞
1番 松浦悠士
2番 脇本雄太
3番 眞杉匠
4番 北井佑季
5番 清水裕友
6番 佐々木豪
7番 古性優作
8番 犬伏湧也
9番 深谷知広

ラインは細切れ。眞杉は単騎。
まあ激戦。北井の先行に期待して深谷からかな…。
ラインの構成は考えてみてください。
正解はKEIRIN.JPで答え合わせしてみてね。

本日の1着2着3着選手コメント
■1レース
●1着の窓場千加頼

窓場千加頼

「1レース目だったんで、バンクがどんな感じなのかのデータがない状態で不安は不安だったんですけど、風も強いし、寒くて重かったですね。練習はしっかりできているし、あとは落ち着いて走るだけかなと思います。ワンツー決まっているし、いいですね」
●2着の東口善朋
「千加頼が強かったです。ちょっと朝イチのレースで身体がピリっとしなかったので、修正していきたいですね」
●3着の諸橋愛
「苦しくてもバックで(吉田)有希が踏んでくれれば、僕も仕事ができたんですけど、休みたくなって、踏むのをやめて後ろに来られたので、もう外行くか内行くかの判断「だけでした。スピードダウンしたところで来られて、もう一回立ち上げて行っているんで、有希的にはいい流れではなかったですね。自分的には全体的にレースが見えているし、悪くはないかと思います」

■2レース
●1着の岡本総

岡本総

「4コーナーまで内を締めておいて、皿屋さんが踏んでから自分も踏みました。皿屋さんはバックで車間を空けていたぶん、自分が進みました。ここまで間が空いたので、その分練習できた成果が出たたかと思います」
●2着の小松崎大地
「組み立ては最悪だったけど、車は進みましたね」
●3着の皿屋豊
「志田(龍星)が強いんで、安心して任せていました。風が強いし、小細工なしで駆ければいけるんじゃないかという話はしていて、その通り力を見せてくれました。今、自分はやることをやって前の信頼を得ることを念頭においているんで。だいぶバック踏んで、かばってはいるので、それで1着が取れればもっといいんですけどね。せっかく勝ち上がれたので、自然体で頑張りたいです」

■3レース
●1着の山岸圭太

山岸圭太

「1着は、自分だけの力じゃなく佐藤(礼文)が前をまわしてくれたおかげです。風も強かったし、後ろから来られないペースで黒沢(征治)が駆けてくれましたね。島川に来られてはごそっと来られると思ったので、そこは気をつけてました」
●2着の松谷秀幸
「風がきつかったので、島川君を出させたのかなと思ったけど、南(潤)君のことが予想外でした。大石(剣士)君も後方から無理くり行ってくれたけど、あれがもっと中団からだったら面白かったかもしれないですね。バックはきついなと思ったけど、コースみつけて行きました。風強かったけど、コースも見えているし、余裕はありますね」
●3着の小岩大介
「島川(将貴)君のいつものイメージからするともっと早く行くのかなと思ったけど、今日は風が強くて苦しかったんじゃないかと思います。自分の身体の感触はいいですね」

■4レース
●1着の森田優弥

森田優弥

「坂本貴史さんの動きも見ていて、ついていってスイッチしながら行こうと思ったんですけど、だいぶ流れがゆったりとしていたんで、一回切ってから考えようと思いました。すごい風が強くて気持ちよくは行けなかったです。(芦澤)大輔さんが落車したので残念ですけど、武田さんとワンツー決まってよかったです」
●2着の武田豊樹
「森田君が一番きついところを切り替えして前に行ってくれましたね。4番に流されて、5番にカマされたらきついなと思ったんで、風がきついと前か3番手にいないときついので、そこを森田君もそこをわかっていたんじゃないかと思います。永澤(剛)君に捌かれる感じがあってきつかったけど、なんとか耐えました。気持ちはしっかり高いところにあるので、一戦一戦手中して走りたいですね」
●3着の河端朋之
「けっこう風で脚を削られていたし、森田君が駆ける感じがあったので、その動きを見極めながらでした。もう落車は避けれてよかったなという感じです。でも、4着の3着繰り上がりなんで前を差せていないし、ちょっと自分としては不甲斐ないですね」

■5レース
●1着の福永大智

福永大智

「南さんついているし、切って切ってで自分のペースで駆けた方がチャンスあるなと思いました。ピッチ的に下手くそというか、ちょっと引っ張り過ぎたので、もっとしっかり流れでいけるように気を付けたいですね。南さんがすごい仕事をしているの見えたので、最後まで一生懸命に踏んだ感じですね。自分の感覚的に1着でびっくりしているけど、そこは素直に受け止めて、明日も自信もって臨みたいと思います」
●2着の渡部幸訓
「佐々木(悠葵)君の加速よくて、自分も口あいてしまって、そのまま前を飲み込むかと思ったけど、前がかかっていたという印象ですね。コーナーで佐々木君もきついと思ったので、南さんの動きも想定できたし、ある程度リスクを背負いながら内を行かせてもらいました。4コーナーでもう一発南さんにもらって、それで内に差し込みそうになったので、そこでバックを踏んだ分、伸びなかったかなと思います。今日は脚よりも気持ちでっていう感じでした」
●3着の南修二
「ちょっと技術的に足らんかったなって思います。VTRを見て反省したいと思います。脚の状態は問題ないですね」

■6レース
●1着の鈴木庸之

鈴木庸之

「橋本(壮史)君もかかっていたし、山田君も来ているの見えて止まったの見えたし、3コーナーあたりでは止まるかなと思って、止まったのを確認して戻ったら、そこから止まってから伸びたんで、けっきょく出て行かないと合わせられないくらいの感じでしたね。残せラバト思ったんですけど、外も来てましたね」
●2着の山田久徳
「ホームがすごい追い風で、バックがすごい向かい風なんで、風の感じはすごく気持ち悪いです。目がけていくのはわからんくなりましたね」
●3着の佐藤和也
「風がすごい強いんで、その中でいいペースで駆けてくれたので、ついていても脚は楽ではなかったですね。勝ち上がれたのは大きいし、前回よりも調子はいいです」

■7レース
●1着の和田真久留

和田真久留

「後ろを確認したら誰も来ていなかったので、引きつけて出ようと思いました。松井も強いし、風も強いんで、僕も脚を削られたんで交わすのがきつかったですね」
●2着の松井宏佑
「ラインで決まるようなレースをしようと思っていたので、自分のレースができてよかったです」
●3着の阿部力
「しっかり仕掛けどころを見逃さずに松井君が仕掛けてくれましたね。強かったです。今の状態だと3番手もしっかりついていけないかと思ったけど、ついていけてよかったです」

■8レース
●1着の寺崎浩平

寺崎浩平

「行けるタイミングで先行って、もう先行は絶対と思っていました。想定外の流れだったけど、結果的に行きやすくなりました。前回よりはセッティングを変えてよくなったけど、自分的にはまだまだなので、もっと修正していきたいです」
●2着の稲川翔
「僕は飛びつかれてもいい準備はしてましたけど、僕ではなく志智(俊夫)さんのところで、結果的に伊藤君が僕の後ろにいたし、最低ワンツーだなと思って走ったら、ちょっと最後間に合わなくて迷惑をあっけました。1走してスイッチが入ってくれればと、自分に期待して、明日以降に向けて頑張りたいと思います」
●3着の伊藤颯馬
「やばいと思って前々に踏んでいたら、なんとか3番手を取れた感じでした。バックで脚いっぱいで、前を追いかけるのが精いっぱいでした」

■9レース
●1着の嘉永泰斗

嘉永泰斗

「向かい風がすごくて、それを乗り越えたら行けるなって感じました。バンクの相性もいいし、大会の相性もいいので頑張ります」
●2着の山田英明
「嘉永が強かったです」調子を聞かれて〇のポーズ(花粉のせいで喉が痛いそうですw)
●3着の山崎芳仁
「息子(歩夢)と一緒に練習しているんで、練習量が増えていますね。ちょっと疲れているかもしれないので、今回はケアにつとめて頑張ります」

■10レース初日特選

ゴール

●1着の佐々木豪

佐々木豪

「並びは思っていたのとと違ったんで、落ち着いて走ろうと思いました。北井を皆が意識するだろうし、その時に先頭たっているラインにちゃんとついていけるようにという意識でいたら、やっぱり中国勢の後ろになったんですけど、そこは見極めてレースはできたかなと思います地元記念を優勝するために一生懸命にやってきていたんで、その貯金じゃないですけど、その結果が出ているのかなと思います。悔しい中で3日目、4日目もしっかり走って、なんとかつなげていたんで、今日も1着は嬉しいですね」
●2着の清水裕友
「晝田(宗一郎)が行けるところから行くっていう感じでした。明日以降もっと自分の脚がカルなるように修正していきたいと思います」
●3着の北井佑季
「晝田君がスピードかかっていたし、最終的に捲り追い込みみたいな形になりました。今日は風が一番きついところで行ってしまったので、出たタイミングがよくなかったです。最近はこういうレースがなかったので、勉強になりましたね。明日はもっと厳しいレースになると思うし、身体と心を整えたいですね」

■11レース

ゴール

●1着の脇本雄太

脇本雄太

「すんなり眞杉君に駆けられるのはイヤだったんで、それ以外ならと思ってました。自分の仕掛けで行けてからはしっかり踏み切れたと思います。風が強い中でしたけど、2人で力は出し切れたので大丈夫だったと思います」
●2着の古性優作
「脇本さんが本当に強くて、ロケットみたいでした! 風がすごくて、追走がきつかったですね。追走を修正していけばいけるかなと思います」
●3着の眞杉匠
「脇本さんがどう行くかわからなかったので、行くとこから行くっていう作戦でした。ラインごとに離れていたので、けっこういい勢いで来られちゃうだろうなって感じでした。バックの風が本当にやばかったです。自分で仕掛けて3着を取れているのでいいと思います。初日にいいあたりをつけられたと思うので、明日からよくなってくれればと思います」

■12レース初日特選

ゴール

●1着の深谷知広

深谷知広

「犬伏君の後ろからと思ったけど、赤板で想定外のことがおきたんで、そこからは落ち着いて走りました。被る前に行こうと思ったけど、思ったよりも踏み出しが悪くて、3コーナーが向かい風が一番きつくて、そこを乗り越えてから伸びました」
●2着の松浦悠士
「上手く走ってくれと犬伏君にお願いはしていました。ちょっと(内にいった犬伏君)あれは想定していなくて連結離れたけど、しっかり追い上げれたので良かったと思います。感触自体はいいですね。風が強くて、そこで止まってしまって、深谷さんには行かれてしまったけど、内に来られたのはシャットアウトできたし、犬伏と2人で勝ち上がれたのでよかったと思います」
●3着の犬伏湧也
「前に出てしっかり組み立てようと思ってました。もう内が空いた瞬間に行けると思って行ったけど、連結を離れたのは申し訳なかったですね。再度、ドッキングしてからは、橋本(瑠偉)が来た時に1人ってわかったし、落ち着いていきました。松浦さんが残してくれたのもあるけど、残れているし調子は悪くないですね」

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