全プロ記念競輪in広島　初日レポート

ここは西国。山の端に陽が落ちるまでかなり時間がありますね。
19時25分ですがまだ空が明るいです。
さて、本日は全プロ記念競輪の初日。なんか無茶苦茶荒れていましたね。
スーパープロピストレーサー賞はSS二人になってしまいました。
明日はどうなるのでしょうか。

なんとか熱いところをゲットしたいところです明日こそは！

《ダッグアウトから》

■1レース
●1着の山下渡

「作戦通りでしたね。たれずに、最後まで同じトルクで駆けていました。いいかかりでした。自分はもう少し脚がほしいところですけど、最後交わせているので悪くないと思います」
●2着同着の松川高大
「すんなり中団が取れてよかったです。普段だったら仕掛けたけど、落車の影響もあって行けなかったです。2着まで届くと思ってなかったけど、車が伸びてくれてよかったです」
●2着同着の蕗澤鴻太郎
「野口（裕史）さんをフタして打鐘で出て、あとは突っ張る作戦でした。外から来ていたのはわかんなかったですね。無我夢中でわかんなかったです。朝早くてぼーっとした感じだったけど、駆けた感じは悪くなかったですね」

■2レース
●1着の皿屋豊

「いい勢いで久米（康平）君がいい勢いで来ていたので、踏み合っても出られてしまうと思うので、そこは冷静に3番手に入りました。久米君も思い切り駆けていたので、自分はタイミングを見て行けました。先行できなかったのは残念ですけど、行こうという気持ちはあったし、今回は先行できるなという感じはあります」
●2着の堀内俊介
「積極的なタイプが多かったので、切っていったけど1周りしちゃいましたね。前がごちゃついてので前を見ちゃって、後ろに嶋津（拓弥）さんがついてくれたのちょっと申し訳ないレースをしてしまいました。最後はちょうどスペースが空いていたのでぶつからずに行けました。前回のダービーよりは調子はいいかなと思います」

■3レース
●1着の小原太樹

「根田君に全て任せていました。ちょっとフタされたんで待つかなと思ったら、あのタイミングで行ってくれたので、自分にもチャンスが出てきましたね」
●2着の根田空史
「中西（大）君がけっこう流していたので、タイミング見て行きました。出てからは余裕はあんまりなかったですね。無我夢中で踏んでいきました。最後、差されたのは小原強いし、しょうがないです」

■4レース
●1着の山下一輝

「ちょっと太田に離れて、心の声で『待って～』って2回くらい言いました。強かったですね。最後は交わせないかと思ったけど、太田も苦しそうだったし、なんとか交わせました。調子は安定していいと思います」
●2着の太田竜馬
「バンクは流れている感じがなかったので、踏み込んでいった感じですね。自分のレースをしようと思ってました。行くタイミングが早いのは、その時の出来とかですね。もたんところから行ってもしょうがないし、タイミングを見てですね」

■5レース
●1着の中川誠一郎

「（望月一成は）バック本数もっているし、単騎でも行くだろうなと思っていたので想定内でしたね。（竹内）雄作も遅れていたので、行った方がいいかなという判断で行きました。踏んだ感じはそんなよくなかったけど、勇介が残してくれたおかげですね」
●2着の小川勇介
「いやー、ついていてしびれました。強力ですね。FIが続いていたので、このクラスになるともう少し修正が必要ですね。最後の誠一郎さんの踏み直しがすごくて、GI獲った自力選手はやっぱりすごいレベルだなって感じました。課題は見つかったので、それを克服していきたいです」

■6レース
●1着の島川将貴

「山口君より前は想定してなかったんですけど、前になっちゃったんで、なら先に行った方がおもしろいかなと思って行きました。脚に余裕があった感じですね。今、犬伏（湧也）君たちとの練習とか、違う練習を始めたのでまだそれがかみ合っていない感じすね。でも、そういうのはすぐに出てくるものではないし、地道に頑張ってやっていくしかないですね」
●2着の山口拳矢
「島川将貴さんより後ろから行こうと思っていたんです。行けるタイミングはあったんですけど、赤板で接触しちゃってクリップバンド外れちゃって、もう一回はめ直して走りました。でも、踏むだけで引くことはできなかったですね」

■7レース
●1着の椎木尾拓哉

「（山本）伸一さんがきつそうで、なんとか残したかったけど、申し訳なかったですね」
●2着の志智俊夫
「長島（大介）君は前々に攻めていくし、2車でも行くのを見ているし、近畿の後ろもあったんですけど番手の方がいいなと思って、そこを選ばせてもらいました。最後はいいコースが見えてので行きましたが、1着まであるかなと思ったけど、ちょっと届かなかったですね」

■8レース
●1着の山田久徳

「中団、中団をまわろと思ったので、一成さんが突っ張ってくれたので、いい展開になりました。1コーナーでいける準備ができてなかったし、一成さんもひきつけていて合わされそうだったので。しっかりハラケン（原田研太朗）の後ろをさばけてよかったです。様子を見ながら踏んでいったので後ろの2人には迷惑をかけてしまったけど、最後まで踏み切れたのはよかったです」
●2着の渡邉一成
「きれいな3分線だったし、行くのは決めてました。風もあったし、きつかったです。バックからいい感じで踏みあがっていったので久徳が踏まなくていい展開になったんだと思います。それで4コーナーまで脚をためられたと思うし、4コーナーからでは仕事もできないですからね。僕がもう少し早く捲りを誘えればよかったけど、そうすれば後ろも仕事できたし、ラインで決まったんじゃないかと思います。でも、そこまでコントロールできなかったです」

■9レース
●1着の寺崎浩平

「本当は中団がよかったけど、前受けになってしまったので、一回動いて流れでって感じでした。踏んだ感じは1、2歩目は進みはよくなかったけど、中盤はけっこう進んで、バックでは行ける感じはありました。もうちょっとレースにバリエーションが欲しいところですね」
●2着の村上義弘
「できたら真ん中から後ろと前を見てレースを運びたかったと思います。寺崎のダッシュは競輪界でも指折りだと思うけど、レース運行に関してはまだまだなので、近畿の先輩らによく話を聞いていってもらいたいです。今日は番手が苦しいレースでしたけど2着に入れましたし、修正して、宮杯にむけていきたいと思います」

■10レース
●1着の鈴木庸之

「切って、郡司（浩平）を出させようと思ったら、河端（朋之）さんに突っ張られました。香川（雄介）のとこに入りたかったけど、ダメで引いて4番手でもいいかと思ったら3番手に入れました。前がかかっていたから来るのかなって思ったら郡司が来てましたね。郡司を飛ばして、また戻りたかったけど、香川さんに差し込んでいたので、外を行きました。ここを勝ち上がると特別競輪の決勝みたいなメンバーがそろうんで、その中で戦いたいなと思っていたので、頑張りたいと思います」

●2着の諸橋愛

「突っ張られたけど、いいところに入れたのが大きかったですね。うまかったです。冷静に走ってくましたね」

●3着の坂口晃輔

「浅井（康太）さんも前につめていく感じがあたし、外をどこまで伸びるかと思っていったら、結果、内がつまったんで外で正解でしたね。最後まで踏み切れたのでよかったです」

■11レース
●1着の古性優作

「とっさの判断で平原（康多）さんのところを粘りにいきました。岩本（俊介）さんがすごいスピードだったので、あれにスイッチできたらもっとよかったんですけどね。3着に入れるかなと思ったら、1着まで伸びていったのでよかったです」

●2着の鈴木裕

「岩本君が1周半行きたいっていってくれて、その通り行ってくれました。もう少し車間を空けたかったけど、岩本がかかっていたので余裕なかったです。自分は変わらず調子はいいですね」

●3着の吉田拓矢

「思っていた展開ではなかったですね。3番手でけっこう車間が空いたので、きつかったです。内容はイマイチだったので、反省して次頑張ります」

■12レース
●1着の小倉竜二

「今日は捲りが決まってないので、早めに行くって松浦が早めに行くって言ってくれまたので、自分もかまえていました。ワンツー決まったと思ったけど、恐ろしい45歳が突っ込んで来ましたね。近況の1着は全部ゴールデン（松浦＆清水裕友）の後ろからなんで、ゴールデンのおかげですね」

●2着の佐藤慎太郎

「松浦が行くのは見えていたし、そこにスイッチして、上手く（小松崎）大地が駆けてくれました。最後は大地とゴール勝負したかったけど、内にいったのは大地には申し訳ない。でも、1着を取るにはあのコースしかないですね」
広島のぴーちゃんと同じポーズ（きちんと羽つき）。やりきってくれる今年45歳、さすが！

●3着の松浦悠士

「今日は捲りが決まってないイメージだったので、早めに行くって小倉さんに言っていたので、その通りには仕掛けられたと思います。ホームで突っ込み過ぎた分、気持ちよくは駆けれなかったけど、感触は悪くないので、もう少し体の使い方をよくしたいですね。裕友がいないので（優勝確立は）5割減かなぁ。明日は、ちょっと小倉さんに残してもらいます(笑)」