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第38回共同通信社杯(GII)いよいよ決勝戦!そして11レースはティアラカップ!

台風14号が迫っています。皆様、すこしでも身の危険を感じるようであれば早く避難しましょう!
さて名古屋競輪場では、第38回共同通信社杯の三日目、準決勝3個レースが行われ、決勝に進出する9選手が決定しました。
それにしても、準決勝は熱いレースでしたね。ここから勝ち上がった9選手は
郡司浩平、和田真久留、柏野智典、平原康多、神山拓弥、内藤秀久、佐藤慎太郎、松浦悠士、武藤龍生です。南関3選手、関東3選手、中国2選手、北日本1選手ですね。

結局、ベテランは強い!って感じの決勝戦となりました。さて、どうなるのか。
並びは平原-武藤-神山、郡司-和田-内藤、松浦-柏野、佐藤(単騎)。
先行力が一番ありそうなのが郡司、次いで松浦、平原となるでしょう。でも、仕掛けが遅ければ、皆自分で駆けるからね。難しいのが天気。決勝あたりで天気がどうなっているのかで大きく変わりそうです。風が強そうであれば、番手、3番手から狙ってみるのは面白いともいます。先行したら相当脚に来るのではないかと思われます。
天気、風向など気にしながら予想を楽しんでください。

ガールズケイリン10周年記念のティアラカップもパワーで押し切れるかどうかになりそう。結局切れ味のある選手が有利になるのではと思います。それと、初物には強い小林莉子。これは外せないと思いますけど。

皆様くれぐれも身の安全を確保しながら競輪を楽しみましょう!

■6レース
●ついに荒井崇博が500勝!!!

荒井崇博

「やっとできてホッとしました。でも、400勝の時の方は一番苦しい頃だったから、あの時に比べれば楽でしたね。思い出のレースはこれといってないえすねぇ。まぁ、これからも続いていくんで、これから先にあるんだと思います!」


■9レース
●1着の脇本雄太

脇本雄太

「引き切るのは想定通りだったけどちょっとゲン(野田源一)さんの動きだけ見えてなくて1車分立ち遅れました。全てにおいてちょっと躊躇しているので……。今節でなんとかはならないだろうけど、これが現状の自分の調子だと受け止めて、最終日も頑張るしかないですね!」


準決勝
■10レース

残り1周
和田と諸橋
1着郡司、2着和田、3着柏野


●1着の郡司浩平


郡司浩平

「島川君がカマシていったので、それを見送ってから、そこから仕掛けました。もうちょっと休みたかったけど、身体が動いているので、その分調子がいいのかなと思います。調子は初日より2日目、2日目より準決勝の方が身体も自転車も噛み合っているので、久々に決勝戦が戦えそうだなって自信で臨めそうですね!」

●2着の和田真久留

和田真久留

「郡司君に全て任せていました。郡司君と連携する時はいつもなんですけど、レースの大事なところでいい位置にいるので狙われやすくなるので、そこを気を付けていたら、脚がたまらなかったですね。感触的には2日目の方が軽く、上がり時計がよかった分、身体がちょっと疲れているのがあるので、ケアして決勝に備えたいですね!」

●3着の柏野智典

柏野智典

「引いて、皆が島川(将貴)待ちのレースになるから落ち着いていこうと作戦通りになりました。もつタイミングで一発で仕留めようって話で。僕もつききってホームからはちょっと余裕があったんですけど、南関2人がすごいスピードでした。その後ろはいなければいいなと思ったらいなかったんで、ちょっと落ち着こうと思って後ろ見たら、2人が見えて、たぶん吉田(拓矢)は内だと思ったので、あえてあんまりもっていかず、成田(和也)は外だったんで島川に任せようと思っていたら、うまくハマりましたね。上手く決まったかなと思ったら内に島川がいっていたので大丈夫かなって思っていたけど。ダービーくらいからあまりよくなかったんですけど、だいぶ、体調の整え方がよくなって、だいぶ走れるようになりましたね」


■11レース

先行する森田。残り1周
位置を取り合う太田と新田。
平原1着、2着神山、3着内藤

●1着の平原康多

平原康多

「森田(優弥)が駆けたからには、カマシとか警戒して、援護できる限り援護しようと思ってました。(清水裕友が捲ってきて)あのスピードとバックの向かい風で森田のスピード落ちてきたのが絶妙な感じだったので、つまったところで行かせてもらいました。自分には余裕はある感じでしたが、残れるスピードではなかったので、それならカミタクと決めようと思って。車番的にも後ろだったので森田も腹くくりやすかったのかなと思います。3日間とも違うような展開でしたが、初日の苦しいレースをしのげたのがつながりましたね」

●2着の神山拓弥

神山拓弥

「作戦の内の1つでしたが、本当に森田君の一生懸命駆けてくれたのと平原さんの頑張りにつきます。自分なりに内を空けなかったりとか見えていたので、森田君がすごいかかりだったけど自分もいいかなと思います。森田君がいいところで駆けてくれたから後ろが並走になったし、残れなかったのは残念ですけど、今後につながる材料になると思うし、これを見ている関東の若手もいるので森田君のためにもよかったんじゃないかなと思います。最後は内に誰か来ると思ったので、平原さんが外を踏んだ時、自分は余裕のある限り内をしめて、冷静に走れました。連日、展開が味方しているので、でき過ぎですね(笑)」

●3着の内藤秀久

内藤秀久

「新田(祐大)が太田(竜馬)に手こずっていたので、僕か守澤(太志)のところだったらなんとかしてあげたのになって思って見ていました。本当に名古屋は相性がいいのか、スピードも出るし最後の伸びもいいですね! これが続けられたらワンランク上にいけそうなんですけどね」

■12レース

残り1周。眞杉の番手を狙う古性。
バックからほぼほぼ自力の佐藤が1着ゴール。眞杉を早めに叩いた松浦が2着。3着武藤。


●1着の佐藤慎太郎

佐藤慎太郎

「本当に大声援をもらって嬉しいですね! 2車だし、小倉(竜二)もそんなに大きく持ってこないだろうと思っていたら、けっこうきたので一瞬びっくりしましたけど。小倉の腕が僕の上に乗ったので、一度スピードは死んでると思うけど、もう一度踏みあげられました。身体的にはオールスターが100%なら、今回は80%、でも気持ちで30%くらい乗っているので、110%くらいにはなっていますね!」

●2着の松浦悠士

松浦悠士

「早めに行っておけば、まぁ坂井君も脚あるし、眞杉(匠)君が駆けるよりも早めに行っておけば、ラインで決まるかなと思って行きました。仕掛けどころはよかったんですけど、思いのほか重くて、自分の中ではあんまり上手く行けてなかったなと思います。小倉さんにあそこまでやってもらわないといけなかったというところになったんだと思います。2日目が一番よかったけど、今日は風もあったし、踏み込んだ感じはよかったです」

●3着の武藤龍生

武藤龍生

「率直な気持ちは、3着には入れたけど落車があったての3着だったので、恵まれたっていう感じです。(古性優作に)粘られてからは(坂井)洋も頑張っていたので、自分も頑張らないとなって思っていて、バラバラになってからは、自分のコースを探しました。体調的には今日は軽かったので、日に日によくなっています」

◇最終日11レース ティアラカップ



1番車・児玉碧衣


児玉碧衣

「いい状態とはまだ言えなかったんですけど、できる限りは練習してきて、川崎よりはいい状態で入ってこれました。ガールズグランプリを走った選手しかいない特別なレースだと思うので、第1回ティアラカップに児玉碧衣の優勝という二文字を刻みたいです」

2番車・石井寛子

石井寛子

「2場所優勝できたので、不安要素は消してこれたと思います。今年前半は(ビッグレースでも)よかったけど、7月から勝ててないので、どうにかしないといけないですね。優勝してコアラのぬいぐるみを持って帰ったこともあるし、相性はいいですね。ここに出ることができて、ガールズグランプリに出続けた意味はあったなと思います」

3番車・小林莉子

小林莉子

「状態はいつも通りで来れたと思います。もちろん今回は優勝したいですね。走り自体は自分らしいレースで、今回はガールズグランプリを優勝や活躍した選手しか出れないので、こういうレースを獲って生き残っていきたいですね(笑)」

4番車・中村由香里

中村由香里

「ここ近年はビッグレースも出れていなかったし、今年は10周年ということで、ティアラカップもあるということで、非常に高いモチベーションで走れているので、今年は調子がいいです。なので、この開催をしていただけることに本当に感謝しています。自分にでることは完璧にやってきました」

5番車・梶田舞

梶田舞

「オールスター終わってからバンクで練習するようになってやりすぎてしまったりもしたけど、ここに向けてやったことが出るといいなと思っています。ガールズグランプリに出れたこと獲れたことで出会えた人、支えてくれた人に感謝しかありません。今回もただ一生懸命に頑張るしかないと思っています」

6番車・奥井迪

奥井迪

「久々に期間が空いてしっかり練習できたので、そういう部分ではしっかりレースに臨めると思います。この10年を見た時に106期が出てきたことによってガールズケイリンが変わったという自負はあるし、その引っ張っていたメンバーがここにいないのは寂しいですけど、また(小林)優香もあがってくるだろうし、頑張っていきたいですね。今まで先行で頑張ってきたので、自分の走りでものにできたらと思います」

7番車・荒牧聖未

荒牧聖未

「前回の落車は、ケアしてからしっかり練習していきました。10周年の記念のレースということで、ここに出れることはすごく嬉しい思いでいっぱいなので、明日のレースは自分の持ち味を出し切るように頑張りたいと思います」


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