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いよいよ早期卒業の中野慎詞がS級に特別昇級を懸けた1走が始まります!

121期の早期卒業生である中野慎詞をデビューからみてきました。デビュー戦の前橋A級チャレンジ戦では、その実力に意外な感じを持たれた方がいたのではないかと思います。

まず1点は強いのであれば、後ろを千切ってゴールする。というのが見られなかったからです。さらに番手に詰め寄られるシーンもあったからその印象に拍車を掛けました。またラインで決まったということもあります。3日間を通せば無事3連勝したので、なんてことは無かったのですが、強い!というイメージがありませんでした。どころか、おいおい大丈夫か? と思ったわけです。

しかし、今回の特昇を懸けた青森では、打って変わって進化した競走を見せています。
本当に強い勝ち方をしています。
本日の決勝も何事もなければ、まず負けないでしょう。

デビュー後、17回レースを走っているわけですが、これは疑問に思いますよね。
ということで、昨日の準決勝後に中野本人に聞いてみました。

質問はA級チャレンジでは危なっかしかったけどA級1、2班戦では良い競走しているよね
です。

疑問が解け答えが
「緩んだところを行けってアドバイスを貰っていたんですが、A級チャレンジ戦は、なにが緩んでいるか分からなかったんです。それと、抑えに来られたら、引いて巻き返せとも言われたんですが、抑えにも来ませんし、どうして良いか分からなかったんです。競技とも違いますし、競輪が独特で。
A級1、2班戦では、スピードも上がりましたし、緩むところも分かりますし、抑えにくるのも分かるのでそれが良いと思います。でもラインのことは考えて走っていますけど」

そういうことだったのかと納得した答えでした。
青森開催はFI開催。しかもトップ選手が揃っている開催で、北日本の先輩選手に色々アドバイスを貰って勉強しているようです。まずは今日の1勝を期待したいですね。

ゴール前4コーナー
残りあと1勝!


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