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はじめまして。「障がいを特別なものにしない会社」、KEIPE(ケイプ)です。

はじめまして!KEIPE株式会社の代表取締役・赤池侑馬です。

突然ですが・・・
皆さんは障がいと聞いて、それを「特別」なものだと思いますか?
それとも「普通」なものだと思いますか?


私たちKEIPE(ケイプ)は
「障がいを特別なものにしない会社」をコンセプトに
「誰もがそこにいていい社会」を目指している会社です。


・・・と、KEIPEの詳しい話をする前に、note初投稿ですのでまずは簡単に私の自己紹介をします。

1990年生まれ・山梨県昭和町出身・山梨県立甲府第一高校・千葉大学教育学部卒。2012年千葉大学卒業後、千葉市立中学校の家庭科(体育)教師として従事。その後、ITスタートアップ企業にてWEBマーケティングに従事する傍ら、複業で立ち上げたWEBメディアの運営と週末は飛び込みで給湯器の訪問販売営業で修行。その後、タイのバンコクで海外新規事業に挑戦するも粉砕。2016年に帰国し、埼玉県で障がい者就労支援事業の立ち上げに参画。就労支援の開業や運営コンサルティング会社を経営しながら、2017年10月に地元の山梨県で障がい者就労支援をメイン事業とするKEIPE株式会社(株式会社U&U)、2020年1月に株式会社ソーシャルグッドカンパニーを創業。

書き始めると意外と盛りだくさんになってしまいました。笑
さまざまな業界や業種を経験した後、2020年9月にコロナ禍を機に山梨にUターンして、現在はビジョン実現に向けて地域づくりに夢中になっています。


「障がいを特別なものにしない」ってどういうこと?

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さて、KEIPEの話に戻ります。

KEIPEは、山梨県甲府市に本社がある創業4年目の新しい会社です。

メインの事業は「障がい者就労継続支援事業」で、例えば精神疾患や事故など何らかの障がいを抱えて就労が困難になった方の社会復帰を支援する福祉サービスを展開しています。

具体的には、働きたい障がいのある人をKEIPEで雇用し、社員として仕事をしてもらいながら社会復帰を目指していくことをサポートしています。

先ほど、KEIPE(ケイプ)は「障がいを特別なものにしない会社」と言いました。

しかし、残念ながら世の中では障がいを「特別扱い」してしまっている場面が少なくありません。

「障がいなのに」、すごい
「障がいだから」、しかたない

もしかしたら、それは相手を傷つけまいとする優しさかもしれません。

でも、「障がいなのに」「障がいだから」という間違った優しさが、知らないところで本人の可能性を奪っていることもあるのです。

「障がい」を全ての言い訳にするような関わりをし続けることで、本人に力があるにも関わらず、いつしか自信をなくしてしまったり、全てを他責にする姿勢が染みついてしまうこともあります。

だから、私たちKEIPEは障がいがあるからといってその人のことを「特別扱い」はしません。

障がいを理由に無難で簡単な仕事をお願いすることもしませんし、時には失敗する可能性のあるチャレンジングな環境も与えます。失敗によって得られるものや気づきがあると信じているからです。

私も、何が正解なのかは未だに分かりません。
もしかしたら、当事者や支援者から誤解や批判が生まれることもあるかもしれません。

ただ、私たちKEIPEでは互いに病気や苦手なことには力を貸しながらも、診断名などで括ることはせず、一人ひとりの仲間、人間として関わることを大切にしたいと考えています。


KEIPE(ケイプ)ってどんな会社?

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KEIPEでは障がいの有無に関わらず、お客様(取引先)に提供する商品やサービスから報酬をいただき、経営しています。

障がいのある人も、彼らをサポートするスタッフも、全員がKEIPEの社員です。

サポートスタッフは、20代のエネルギッシュな人財が多いです。そんな若手層を40〜60代の酸いも甘いも経験した安定感のある人生のベテランスタッフが上手くフォローしながら、絶妙なバランスでメンバー(障がいのある人たち)と和気藹々と仕事をしています。

ちなみに、KEIPE(ケイプ)の語源は「万物を成長させる、めぐみの風」を意味する【恵風】(けいふう)という言葉からとりました。よく「ケイペ」って言われてニヤけます。笑

これまで、KEIPEを運営するなかで、悔しい思いをすることもありました。

企業へ訪問した際、一人ひとり異なる人間なのに「障がい」という言葉で一括りにされたり、業務提携の際には「障がい」を理由に異常な低単価で仕事を依頼されたこともありました。

でも、私たちは「障がいを特別なものにしない」会社にしていきたい。
同じ仲間、地域の誰もが胸を張って安心して暮らせる社会を創っていきたい。

KEIPEの活動を通じて、社会全体が「誰もがそこにいていい社会」へ近づき、地域や企業の“当たり前”が変わり、いつの日か「障がい」という言葉が無くなる日がくるように。

「障がい者就労継続支援A型事業」が社会から必要無くなることを目指して、KEIPEは新たな取り組みや働き方を模索し続けます。

KEIPEの会社HPはこちら
https://keipe.co.jp/


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