【試し読み】帝国日本の朝鮮留学生たちは何を夢見たか?『帝国大学の朝鮮人』
戦後から76年を経て、日韓両国の関係性は大きく変わりました。日本が韓国・北朝鮮を植民地にした不幸な歴史にどのように向き合うかがますます重要な課題となっています。弊社では、2019年に韓国で刊行され大きな話題を呼んだ、鄭鍾賢(チョン・ジョンヒョン)『帝国大学の朝鮮人――大韓民国エリートの起源』の日本語訳を刊行しました。この本は、植民地期の朝鮮で日本の帝国大学で学ぶため旅立った朝鮮人の青年たちを描いた、いわば「集団伝記」です。
緑色のカバーが印象的。
黒い日の丸からタイトル文字