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世界を読み解く一冊の本

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「世界を読み解く一冊の本」シリーズの試し読みやスペシャルコンテンツを読むことができます。
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#百科全書

【編集者が語るこの叢書・このシリーズ】世界を読み解く一冊の本

「書物は一つの宇宙である。世界は一冊の書物である」をキーワードに、『大槻文彦『言海』』から刊行が開始された<世界を読み解く一冊の本>シリーズ。 完結を記念し、本シリーズを手掛けた編集者の一人が「人文会ニュース 141号」に文章を寄せました。 シリーズ立ち上げに際して意識したコンセプトや制作過程を紹介しています。 全文を公開しますので、ぜひご一読ください。 *** 編集者が語るこの叢書・このシリーズ24 世界を読み解く一冊の本     上村和馬(慶應義塾大学出版会)

【祝・完結記念】名著を読むための入門書シリーズ<世界を読み解く一冊の本>

「書物は一つの宇宙である。世界は一冊の書物である」をキーワードに、『大槻文彦『言海』』から刊行が開始された<世界を読み解く一冊の本>シリーズ。2022年4月、全10巻にて完結を迎えました。 本シリーズでは、『クルアーン』や『旧約聖書』、『百科全書』や『西遊記』、『チョーサー『カンタベリー物語』』や『ボルヘス『伝奇集』』、そして『エーコ『薔薇の名前』』といった古今東西の古典・新古典を、書物史、文学研究、思想史、文化史などの第一人者が、縦横無尽に読み解きます。 書物の魅力を多

【試し読み】知ってるつもりの『百科全書』

さて、『百科全書』とはなんでしょうか?  たしか、昔のフランスの百科事典……そう「18世紀フランスで、ディドロとダランベールが編纂した百科事典、いわゆる啓蒙思想の集大成……」と高校の教科書などに書かれていたでしょうか? 教科書的な知識だけで知ってるつもりになっていても、『百科全書』が実際に、誰によって、どのように作られたのか、なぜ歴史に名を残したのか、そこに何が書かれているのか、その全体像を知ることはとてもむずかしい。なにせ全28巻もあるんです(そしてフランス語ですし……)