「メリハリ」(鳥塚健太 長距離)
長距離ブロック4年、理工学部所属の鳥塚健太です。
予選会への思いなどは長距離ブログの方で書こうと思うので、
ここでは僕が4年間を通して感じたことなどを端的に書こうと思います。
1.僕の4年間
まず、僕の4年間はとにかく「怪我」「挫折」の連続でした。
1年生の頃に5000mのPBを更新してから1週間後、
「ぬけぬけ病」という走行時に脚に力が入らなくなる症状が出始めました。
結局この症状は最後の最後まで治ることは無かったです。
そこまでは順調だった競技生活も少しずつ狂い始め、
症状が悪化したり、怪我を繰り返したりして、
そこから3年の予選会までは自己ベストすら更新できませんでした。
3年の予選会が終わってから、今度は別の箇所を疲労骨折、
そして治ったと思ったら膝を故障し、この故障をきっかけに、
2024年の4月末に選手として身を引く決断をしました。
超ざっくり4年間を振り返るとこんな感じです。
本当に酷い4年間だったなと思います笑。
2.マイルール
自分自身、何がいけなかったのか、どうするべきだったのか、
改めて競技生活を振り返ってみると、
もっと生活に「メリハリ」をつけるべきだったという結論に至りました。
僕自身、練習中、私生活、日常の中で常に競技者としての緊張の糸が張り、
少し心に余裕がなかったなーと思います。
少しだけ例を挙げると、
・口にする物の全てのカロリー&PFCを計算する
・故障中の運動量を稼ぐために毎日バイクを漕ぐ
・エスカレーターを使わずに階段を使う
・オフの日でも練習
・電車の中で立つ
などなど、「そんなことしたって意味ねーよ!」って思うのに、
自分で勝手に小さなマイルールを作っていたような気がします笑。
自分で沢山の縛りを作って、
競技に関係ない部分で自分自身を追い込み、
勝手に心も体も疲労していたのではないかなと思います。
3.最後に
1年生~3年生の皆さんは、
今後結果が出なくて思い悩むこともあると思います。
スランプに陥ったり、故障を繰り返したり、陸上が嫌になったり。
そんな時は、自分が作ったルールとか、真面目過ぎてしまっていた部分、
自分自身でストレスをかけてしまっていた部分はないか、
今一度見つめ直してほしいと思います。
そういったマイルールを無くしていき、
競技、私生活に「メリハリ」をつけてあげることで、
心と体に余裕が生まれ、自然と結果がついてくるかもしれません。
「メリハリ」の重要性に気づけなかったしくじり先生の一意見として、
今後、競技を行っていくうえで参考にしていただければと思います。
頑張って下さい!!応援してます!!