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『勝利、成長』 竹内 優太

篠宮君からご指名をいただきました、主務補佐兼サポートブロック長の竹内優太です。
「人間やめてる」とは何でしょうか?記憶にございません。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです。(詳しくは篠宮君のブログの最後の段落をご覧ください)

さて、今回のテーマは「2023年最高の(もしくは最低の)試合」となります。
2023年は僕にとってはたくさんの失敗と、それを超える成長がつまった年でした。1週目の幹部ブログでも触れた東京六大学が競走部生活におけるターニングポイントになったと思います。

僕は選手を2023年の7月にやめて、主務系・サポートに専念することにしました。ですので、今回は選手目線ではなく、主務系・サポート視点で2023年の最高の試合について書いていきます。

2023年で僕にとっての最高の試合は10月1日に行われた慶同戦です。

「あれ、六大学じゃないの?」って思った方はたくさんいらっしゃると思います。たしかに2023年の六大学は僕にとってかなり思い出深いものです。主務補佐として大会を運営していく中で、一番チャレンジングで一番失敗して、その分成功した時の達成感と嬉しさは計り切れないものでした。颯太が100mで優勝して、その後のインタビューを聞いた時は本当に嬉しかったですね。でも、チームとしてあの六大学を振り返ってみると、結果は男女ともに3位で当初の目標であった「男子準優勝、女子優勝」には届きませんでした。

チームとしての結果も踏まえたときに、2023年で最高だったと思える試合は六大学ではなく、やっぱり慶同戦です。ということで、慶同戦が僕にとって最高の試合だったといえるポイントを2つ紹介します。つまらないものかと思いますが、主務系・サポート、そして僕を知る良い機会になっていただけると幸いです。


①   勝利(結局勝つことが一番嬉しいよね)

「勝利」というのはもちろん勝つことです。では、この競走部で「勝つ」というのはどういうことなのでしょうか?僕は各公式戦の目標を達成した時が「勝利」だと考えています。同じように考えている方も多いですよね。

皆さんご存知の通り、2023年の慶同戦は106代が目標としていた「男女共に優勝」を見事達成することができました。やっぱりチーム目標を達成して、チームで勝てたことがやっぱり一番嬉しいですし、それまでどれだけ辛いことがあったとしても、すべてが報われたと思えます。試合が終わった後に後輩や同期、特に106代の先輩方の笑顔は本当に印象的でした。

六大学や早慶戦では主務系として競技会の運営を行い、大会を無事に運営できたという点でいえば成功だったと思いますが、六大学は先程のとおり男女ともに3位、早慶戦は男女ともに敗戦となり、チームとしては目標に達成できませんでした。

1週目の幹部ブログでも申し上げた通り、今の自分のモチベーションは“自分の価値発揮のため”ではなく、“感動を与えてくれる選手のため、支えてくれる人のため”です。もちろん、自分の成長・価値発揮も大事ですが、このチームで勝利を目指すことのほうが何倍も楽しいです。せっかく慶應の体育会で活動するのであれば、もっと勝利にどん欲になって早稲田にも同志社にも六大学の他5大学にも勝る慶應義塾を体現していきたいです。

107代同期の写真in慶同戦


②   成長(最後の最後で「自分成長したな」って思えた試合)

この慶同戦では「勝利」も達成したと同時に、僕自身の「成長」も実感できました。2年の7月に主務系に入ってサポートとしても動くようになってから色々経験していきましたが、そこまで要領よくこなせるタイプではないので、たくさん失敗をしてきました。

特に今年の関東インカレでは、六大学・早慶戦・慶同戦などの試合運営とは異なり、サポーターとして挑む初めての公式戦であって、(詳しいことは割愛しますが)サポートとしての意識が足りなかった部分や自身の準備不足が招いた失敗が多くありました。

それでも、要領よくこなせるタイプではない自分だからこそ、“やるべきことを全力でやること”を武器に慶同戦に挑みました。関東インカレでの反省も踏まえて、本当に単純なことですが、過去の先輩の報告書を読み漁って事前に想定できることに対する準備は万全にし、当日の自分の動きをシミュレーションすることで、当日は余裕をもって試合運営・サポートをすることができました。“やるべきことを全力でやること”によってできた成長だと思いますし、競走部で必ず必要なマインドだと思っています。選手でもサポートでも、このマインドを持っていれば個々人の“成長”に間違いなく繋がりますし、勝利という結果に結びつきます。

③    最後に

改めて、2023年は自分にとって飛躍の年になりました。あまり話に上げなかった六大学を含め、ALL KEIOも本当にいい試合でした。公式戦ではありませんが、チーム全体で作り上げる楽しさがありますし、何より皆が笑顔だったのがよかったですよね。

2023年の慶同戦を通して、“勝利”と“成長”を得ることができましたが、107代最初の全体集合でも主将の豊田からありました通り、この“勝利”と“成長”を目指していくことが競走部生活において一番重要です。

僕から伝えたいこととしては、勝利への執着心を持つことやるべきことを全力でやること自他ともにリスペクトし大切にすること、この3つです。107代を歴代最高の代にするため、やるからには全て勝ちにすゝもうと思います。


次回のブログは三輪颯太くんです。彼は107代が始動してからすぐに行われたエコパトラックゲームズで100mで10”26のPBを更新した熱い男です。副将としてチームを引っ張っている颯太ですが、そんな彼のトレードマークはヘアスタイルです。4年生の皆さん、ご存知ですか?彼は最近パーマをかけました。大学入学からの三輪颯太の髪型変遷集を見てみたいですね。それでは颯太、よろしくお願いします!

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