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『ファールしてみよう!』 イベル ブランドン

こんばんは。
日吉も寒くなってきました。競走部107代跳躍ブロック長のイベル・ブランドンと申します。
まずは、自己紹介をさせてください。

・イベル・ブランドン / Eberl Brandon
・2003年生まれの20歳
・出身:京都府 洛南高等学校
・学部:総合政策学部3年
・研究:神保謙研究室 卒論テーマ「宇宙領域の経済安全保障」
・役職:跳躍ブロック長、リクルート係長
・自己記録:走幅跳7m45cm、三段跳15m28cm
・目標記録:走幅跳8m00cm、三段跳16m30cm
 1年間よろしくお願いいたします。

ところで、皆さんは生きている中で3回のチャンスが与えられたことはありますか?
僕が取り組む専門種目には3回の試技があり、その結果を持って決勝進出や勝者が決定します。
そしてその大半の試合で1本目はファールします。
そして1本目ファールをした場合、大半2本目もファールします。
要するに3本目もファールをしたら3ファールです。
うちのマネージャーほどtwitterで大文字のFを単独で打つやつはいないと思います。
後輩の辻や同期の小林はミドルネームがFになりました。

僕の高校の顧問はよく「ファールはゼロです」とおっしゃっていました。
確かに記録では0cmだし、2本目、3本目に持ち記録0cmで臨むことになります。

ですがここで、僕はあえてファールを推奨したいと思います。
それはなぜか?

3本で成功する最短距離だと考えているからです。

実体験として今シーズン陥った「守りの跳躍」を挙げさせてください。
1本目からファールしちゃいけないと思って助走すると踏切板に絶対届きませんでした。
踏切が遠いだけではありません。
跳んでも距離がでません。今シーズンの記録はこれが多かったです。守りに入ってパフォーマンスも80%に制限されてしまっていました。

じゃあどうするか?
ファールを推奨する上で最大の理想としては、1本目後のマインドです。
これが3本ないし6本を左右します。

「ファールしたけど跳べた」を1本目でできると一番うまくいきます。

大きな力を出せたのだから、あとは足を合わせるだけ、という、マインドになれます。

ですが、先ほどの「守りの跳躍」の場合、1本目の後に、「もっと出力を出さないと」と「足を近づけないと」の2つが働いてしまいます。

まとめると、いかにして3本で結果を出すか、を考えた時に、1本目をどう向き合うかがめちゃくちゃ鍵になります。

これは人生においてもすごく重要な教訓だと私は考えています。
日常的に体現している人を考えて初めに浮かんできたのは山岸みたいなやつです。
彼がもし走幅跳をやっていたら1本目は絶対ファールしにいくと思います。
ただ、例外もあり彼は恋愛においてはNMです。
チャンスが何回でも初手はファールしていきましょう。


今回は以上です。
次からはもう少し真面目に書いていきたいと思います。

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