見出し画像

『We Over Me』 仲子 綾乃

こんにちは。107代副将を務めさせていただく、中距離ブロック3年の仲子綾乃です。

ついに私が、幹部ブログを書く側の立場になったのかという驚きと、まだ若干の違和感すらあります笑

今日は私の競走部に対する想いをお伝えできたらなと思います。拙い文章ですが、お手柔らかに見ていただけると嬉しいです♡


チームへの強い想いが芽生えた日

私は大学2年の4-6月の3ヶ月間、休部をしました。詳しいことはここでは書きませんが、その時の私は競走部に戻ってくるつもりはありませんでした。かといって、辞めるつもりでもありませんでした。とにかく何も考えたくなかった。
でもなぜか、5月末くらいにフラーっと顔出しに行ったんですね。そこで同期がめっちゃ喜んでくれて
「来てくれてありがとう」
と言われました。嬉しかった。その瞬間、私居場所はここだ、絶対に戻ってくると心に決めました。その時はまだ、競技を再開するかまでは決めていませんでしたが、どんな形でもいいからこの場所に戻りたいと強く思いました。同期のみんながいなければ、私はもう競技をしていなかったかもしれません。

みんなが私の力になった日

今年の全カレでは、遠い熊谷まで部員全員が応援に来てくれました。久しぶりの大きな舞台にワクワクと緊張が入り混じった複雑な感情でした。
レース前トラックに入る時、ちょうど真正面に慶応の横断幕と、みんなの姿が見えました。みんなが私のレースを見てくれる。嬉しいとか幸せとか、そういう言葉では表せないような高揚感が私を包みました。
そして流しから帰ってくる時に、みんなの歌う「若き血」が聞こえてきました。ものすごいパワーが、内からみなぎってくるような感覚がしました。あんな感覚初めてでした。自分にはたくさんの仲間がついていて、一人じゃないということが、どれほど幸せなことかと感じました。
結果は良いものではありませんでしたが、あの経験があったからこそ、来年はもっとみんなをワクワクさせたい、今はそう思っています。

ここがみんなの居場所になってほしい

私が今、競技を続けているのも、冬期練習のモチベーションになっているのも、紛れもなく競走部の仲間のおかげです。自分のためだけではなく、大切な人のためにも競技に打ち込めるということが、どれほど幸せなことかと気づかせてくれました。
だからこそ、部員全員にとって、競走部が居場所になってほしい。誰しも辛い時はあるけど、その時にふっと心が軽くなるように、部活がいつでも行っていい場所ではなくて、いつでも帰ってきて良い場所になったらいいなと思っています。

ただの仲良しこよしにはそんなに魅力は感じません。でも、仲間と共に競技に打ち込めるなんて、大学4年間が最後。卒業後は陸上競技はできても、チームでやることはできない。だからこそ、最高の仲間と共に思いっきり競技にうちこんでみましょ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?