gt＆vo…OB 肖 みちか
gt…OB 安村 晋
ba…OB 佐藤広夢
dr…OB 藤代慎平
日デ軽音部では”ASIAN KUNG-FU GENERATION（以下：アジカン）のコピバン”として認識されている4人組ロック・バンド、「鯖缶（さばかん）」。
爽やかな歌声をもつ肖 みちか（gt、vo）を中心に、いつも楽しそうにギターを弾く安村 晋（gt）、ライヴでのガスマスク姿が定番と化す佐藤広夢（ba）。そして、力強いドラミングでバンドを支える藤代慎平（dr）が新たに加わり、初となる男性のみの構成となった。
今回は、肖と佐藤の2人に近況やバンドについて話しを聞いた。
●2人（肖と佐藤）は、会うのが久しぶりみたいですね。
佐藤 えっとー、みっちー（肖 みちか）さんの卒業ライヴ以来ですね。
肖 1年半ぶりかな〜。
●現在は”鯖缶”というバンド名に落ち着いていますが、バンド名がコロコロ変わっていた時期がありましたよね？
肖 当初は鯵缶（あじかん）で活動をしてたんだよね。俺が1年生のスタジオ・ライヴだったと思う。
●3ピースでやってましたね。
佐藤 最初3人だったんですね！ 入った時期も遅かったので、知らなかったです。
●むんむん（佐藤広夢）が軽音部に入った時期はいつでしたか？
佐藤 1年生の11月頃で、丁度色紙先輩がヴォーカル講座を始めた日です。”超意識高え、この部活。ヤバイところに来た、どうしよう！”って思いましたよ（笑）
●そもそもの話しになるんですけど……。最初鯵缶っていうバンド名だったのに、何故鯖缶になったんですか？
肖 まず一番の原因は（横山）笙吾君。
佐藤 僕が軽音部に入ったばかりの頃に、笙吾君が「鯖缶っていうバンドでベースが足りないんだけど、やらない？」って言ってきたんだよね。その時点で間違ってましたね。
肖 鯵缶でやってた時も、ポスターに載るギリギリまで鯖缶っていう漢字だったり（笑）。そこは、直井（麻耶）さんが間違えてたのかな？ だけど修正が間に合ったんだよ。でも次の卒業ライヴの時、（安村）晋君とむんむんは鯖缶と思っていたから、晋君が作ったポスターには鯖缶になっていたんだよね。その時に初めて、みんなが間違っていることに気がついた。
●もう訂正はしなくていいですか？
肖 鯖で定着しちゃったから、もういい（笑）。
佐藤 鯵の缶詰はコンビニで売ってないですし。
●数年経ってからの事実ですね。ところで、ライヴの際、むんむんのベースは、よく壊れているような気がしますが……？
佐藤 そうなんです、以前使っていたSGの方は、学祭ライヴのときにブリッジが外れてガムテープで補強しました。その前に使っていたベースは、何故か音が出なくなりましたね。もう毎回違うベースで出演してます。
●毎回違うベースで出演は贅沢ですね！ 今回、ドラムが藤代さんで、みっちーが一緒に共演するのはすごく久しぶりな感じですよね。
肖 うん、藤代さんとやるのはReBEATのライヴ（2012年の学園祭）時以来。3～4年は経ってる。
●そして、むんむんと晋が初対面。個人的にこのバンドで気になっているのは、2年前の卒業ライヴで出した鯖の缶詰を今回も出す予定はあるのかなと。
全員 （笑）
肖 あれね、むんむんのアドリブ（笑）。
佐藤 僕がライヴ当日に、無性に”なんか買わなきゃ”って思って、そのままコンビニを2～3件まわって、買ってきたんです。そして当日、俺がじゃんけんを始めたんですよね。
●誰にあげたんですか？
肖 誰にもあげてないんじゃない？ あげたけど、返ってきたのかな？
佐藤 後日回りに回って、同期の周のおつまみになってましたね。今回は……未定です（笑）
●今回のOBライヴに”出ようかな”って思ったのは、誰が最初でした？
肖 俺が最初かな。去年度の学祭の時、（斎藤）一輝と晋くんと組んでた東京喫茶（2014年度学園際ライヴに出演）を観て”楽しそうだな”って。
●東京喫茶に触発されたと。
肖 そう、”やりたい！”って思った。でもなかなか出る機会がなくて、卒業ライヴに俺らが出るのは……ってなってた。”OBライヴをやってくれないかなー”って思ってた時に、やってくれたから”出よう！”ってなった感じ。
●それはもう、鯖缶一択だったんですか？
肖 うん。その時に全員に”やろう！”って声をかけたんです。
佐藤 ふたつ返事で「やりましょう！」って言いました。
肖 だけどもドラムが……。ノン（鯖缶の正規メンバー）もやりたかったみたいだけど、就活とかで忙しいから今回は出演できなくなってしまって、他のメンバー全員が「他のドラムを探そうか」ってなったんだよね。それは、”ノンが就活とかに専念出来るように環境を整えよう！”って考えた結果。
●メンバー間、本当に仲が良いというか結束力がありますね。また、結構鯖缶っていうバンドは長く続いてますよね。
肖 そんなライヴには出てないけど、歴史は長い方だね。
佐藤 長年受け継いでいく感じですかね？
肖 これからもやりたいし、続けたいね！ そう思えるぐらい、仲が良い。みんなそれぞれやりたい曲があるだろし、俺も別にやる曲は、アジカン縛りじゃなくても良いと思ってる。でも、名前的にね（笑）
●今回全員男性メンバーですね。
肖 初めてかなー。”やっと男でやれる！”っていう感じもあるけど、むさくるしくなるだろうねー。
佐藤 みんな、ふわふわしてるから大丈夫ですよ。
●アジカン自体楽器陣のレベルが高いですよね。
肖 そう、ドラムとかベースも。
佐藤 高校の時からアジカンのコピーはやっていたので、割とは弾きやすいんですよね。
肖 曲自体知ってる人は多いだろうしね。
●なるほど、これから練習を重ねて本番に向けてレベルを上げていくと思うのですが、鯖缶の期待値は……。
肖 未知数！
佐藤 まさかのハードルが上がりそうな勢い（笑）。
肖 みんな頑張ってる。楽器歴自体が少ないのは、晋君なのかな？ ベースからギターに転向してるからね。
佐藤 晋さんがギター弾いてる姿が楽しそうで、一緒にライヴに出たくなるんですよ。
●フロントが爽やかで長身で、見栄えが良いですね。
肖 そうなんだよねー。あと当日は、アジカンのジャケットっぽい服装になりそう。
佐藤 ”もう当日お楽しみに”っていう感じのバンドです。
●個人的に言いたいことありますか？
肖 やっぱり当日は楽しむかな。もちろんやってる側は楽しんでやってるんだけど、聴いてくれている人達も楽しんでもらわないとお金を払って観に来てもらっているわけだし、なるべくオーディエンスの人達に楽しんでもらえる様にライヴをやっていくっていうのは変わらない。俺がバンドをやっているときは、そう思ってやってるからね。暴れるんじゃなくて、ほどよく揺れたりして聴いてほしいかな。あと、むんむんには笑ってほしい（笑)
佐藤 いつも下向いてますしね。
肖 今回、むんむんの素敵な笑顔をお届けいたしますよ。
●アジカン自体の知名度はありますし、馴染めるバンドですよね。期待というか安定感のあるバンドなんじゃないかなと思っているので、当日も宜しくお願いします！
肖＆佐藤 はーい。
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