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歌とギター fromそれは別として

歌とギター fromそれは別として
vo…OB こたき
gt…OB K様

10月12日に出演する「歌とギター from それは別として」。
2014年に行われてたOBライヴ”SCRAMBLE”では、「凛として時雨」のコピー・バンドとして激しいチューンを披露してくれたバンドである「それは別として」のこたき(vo)とK様(gt)。今回のライヴでは、バンド名にもあるように歌とギターだけで懐かしいJ-POPを披露してくれるという。
2人の練習場所である都内某所にある素敵なバーで、ゆったりとバンドについて話しを聞いた。

●元のバンドである「それを別として」は、2年前のSCRAMBLE(OBライヴ)に出演していたことをすごく覚えています。今回10月のライヴに出演しようと思ったきっかけは何でしたか?
こたき なんか、ちゅうそん(中村友也)から「今度OBライヴがあるんですけど、出ませんか?」って連絡がきて、「えー…じゃあ出ようかな!」っていう感じでした(笑)でも、どういう風に出るとかは考えていなかったんです。
K様 SCRAMBLEに出た直後から、2人で”次やるなら、落ち着いた曲もやりたいね”って話しをしてたんです。
こたき ”もう大人だし、落ち着こうか”って言って、J-POPの懐かしめの曲とかをやりたいかなと。そしたら、”バンド形式じゃなくても良いか”っていうのと、みんな仕事の忙しさがバラバラだったりしたから、2人なら集まるにも楽だし……。あと、アコースティックだとお店で練習ができるっていう(笑)
●なるほど。
こたき あと、アコースティックは他にもいないなって思ったから。
K様 当日みんな”キャー”ってなって、クール・ダウンみたいな感じになれば良いかな。
こたき そうそう、”私たちは休憩時間になろうか”みたいな。
K様 みんないいよ、壁に張り付いて寄りかかりながら観て。何だったら、床で体育座りでも全然OK。
●お二人について少しお聞きしていきたいと思います。後輩の世代は、どこまで知っていますか?
こたき ちゅうそん世代はわかる。
●師匠(佐藤勝吾)あたりは?
こたき 師匠は交流があったからわかる。軽音部のパイプ役みたいになってたし、打ち上げとかで知ってるみたいな。
K様 へー。俺は多分一番上の代になるかな。
●そして、おいくつになられたんですか?
こたき ここは意外と歳が離れていて、こたきは25歳(平成2年の早生まれ)。
K様 29歳です。
こたき 来年三十路ですよ。
K様 全然ガキですけど(笑)。わりとここ2人は長いからね。
●どれくらい経つんですか?
こたき 学校にいる時からだと、7年ぐらいかな。
K様 バンドでやったのは、大分後の話しかな。組んだのは俺がテレキャス買ったぐらいだから、わりと最近な気がする。
こたき いくつぐらいだっけ……。
K様 卒業して1年ぐらいの時じゃない?
こたき そうですかね? いや、もっと後だ。
K様 マジ?
(沈黙)
全員 (笑)
●まぁ、知り合って7年ぐらいという。ところで、練習場所が何故こんなに素敵なバーなんですか?
こたき この人(K様)がお店をやっている人だから、休みも合わなくて”どうしようかな”って考えてた。そしたら、”お店に行けば良くね?”って思って、営業時間前にここで毎週練習をすれば良いのかなって。そして、日デなのに何故バーをやっているのかっていうね。
K様 あー、経歴がおかしいからね。
こたき 謎なんですよ。お店に置いてある、シルバー・アクセサリーもKさんが作っているんですよ。
●そうなんですか!?
K様 今の本職がそっちなんです。最初シルバーのお店で、ジャズ喫茶っぽい感じでコーヒーとか飲みながら、シルバー見て接客できれば良いなって、このお店を始めたんですよ。そしたら、お客さんと話しをしているうちにお酒のことが楽しくなってきて、お酒を揃え始めたら……もはや(笑)
●(笑)。練習は毎週ここでやっているんですか?
K様 7月の頭ぐらいから始めた感じかな。
こたき まだ合わせたのは、2回目ぐらい。
K様 その間、お互い自主練みたいな感じで。
●選曲は決まっていますか?
こたき うん。
K様 やりたい曲をね。
こたき テーマは「懐かしいJ-POP」かな。
●誰でも知っている感じになりますか?
こたき どうだろう、自分達としては誰でも知っているんじゃないかなと思ってるけど。
K様 ジェネレーション・ギャップが発生した場合は危うい(笑)
こたき でも流石に、宇多田ヒカルは分かるんじゃないかなっていうのと、サザンは微妙かなていう。
●そうですかね?
こたき サザンの「真夏の果実」っていう名曲があるんだけど、それを聴いて”あぁ〜”ってなる人が、どれだけいるのか気になる。一応誰が聴いても、分かる曲が1曲ぐらいは入っている感じになってる。
K様 うんうん。”なんか、聴いたことあるかも”っていうみたいな。
●サビとかで”あ! この曲知ってる!”みたいな感じですかね?
こたき そうそう。できればみんなが楽しめる感じに。みんなが疲れた頃にやりたい。
●今回使用する楽器はアコギですか?
K様 今のところエレアコかな。もしかしたら、マイクを立ててもらってマイクで音を拾ってもらうかなと。そこらへんは、実際にスタジオとかに入ってPAをいじって、調整をしようかなって感じかな。
●弾き語りで、落ち着いてっていうことは、ステージングなども決まっているんですか?
こたき うん、しっとりとね。
●身体が揺れるぐらいの感じですかね。
K様 揺らせられるかな(小声)
こたき そわそわ。
K様 全然話しが変わるんですけど、私エフェクターも作っております。
●自作ですか!
K様 いや、もう商品として実際に販売していて、実際に使ってもらってるバンドがいるんだけど、HEREってわかる?
●もちろん、知ってます。
K様 そのギタリスト武田さんに作ったエフェクターをあげて、使ってもらってる。『I WANNA EAT YOUR CHAOS』に収録されている2曲以外全部のレコーディングでね。
こたき へぇ! そうなんだ!
●すごいですね! 今回ライヴでエフェクターを使うんですか?
K様 いや……使っても空間系かな。雰囲気出しでフランジャーとか、ディレイとか。絶対使わないけどリング・モジュレーターとかあるから、そこは様子を見つつって感じかな。音を作ると、ドラムがほしくなっちゃうからね。
●インタビューをさせていただいた今日から本番まであと3ヶ月ほどありますが、これから詰めていこうかなという感じですか?
こたき うん。
K様 数をこなすしかないよね。
こたき 丁度、昨日から一昨日もそういう話しをしてた。
●最後の方になってきました、ライヴの意気込みをお願いします。
こたき・K様 頑張ります!
こたき うん、とにかく良い休憩時間になるように頑張ります! 癒しを提供したい。
K様 癒せるかな……頑張るわ。
●10月12日は是非、SHIBUYA DESEOを癒しの場にしていただきたいと思います。今日はありがとうございました。
こたき・K様 こちらこそ、ありがとうございました。


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