2020年総括③~駅伝主将インタビュー~

こんにちは!2年マネージャーの鯉渕温子です。
第97回箱根駅伝に杉浦(法政3)が関東学生連合チームとして出走する予定です。嬉しいことに珍しく仕事に追われる年末を過ごしておりますが、私の力不足で本記事も1年生の2人にたくさん手伝ってもらいました…反省しております。
何はともあれ、頼もしい新入生が入部してくれてとてもうれしいです!

前置きはさておき、今年も長距離ブロック長杉浦にこの1年を振り返ってもらいました!

◎プロフィール
・杉浦 慧(スギウラ ケイ・法政3)
・2020年戦績:関東インカレ男子1部10000mA標準突破、HM塾記録更新、関東学生連合チーム選出
・ブロック長として2年目を迎え結果箱根駅伝予選会では昨年から順位を8つ上げ、今最も勢いのあるチームを走りの面でも精神面でも引っ張るチームの大黒柱。

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ー長距離ブロック長から見たチームの良かった点
全体として競技に真摯に取り組めた。みんながチームと自分自身がどうやって強くなれるかを考え、それを実行に移せた予選会までのシーズンだったと思う。
その要因は”全日本予選会出場”と言ったチームとして目標を明確にできたことにある。これによって各個人がやらなくてはいけないことがよりクリアになったことで、予選会順位、10000mの平均タイムのジャンプアップにつながった。

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ー予選会のチームの状況
一方で、予選会後のチームの良かった点はあまり見つからない。全員が予選会に懸けられたという意味ではいい点でもあるが、ここにチームの課題があると感じる。
予選会後のチーム運営がうまくいかなかった要因の一つとして、自分が関東学生連合チームに選出され主将も務めているため、予選会前のようにチーム運営に尽力できなかったことが挙げられる。

つまり、チームの目標、それに伴う各個人の行動指針がクリアになり動けるようになったとしても、それは必ずしも選手たちの自立を意味するわけではなかった
チーム分業を行い、各個人に役割を与え、一年生でもチームに貢献できる仕事を作り、主体性を持てるチーム作りをしてきたつもりだったが、予選会後の自分がいないチームを見て完全に自立したわけではないことに気づいた。
指示があってはじめてその中で各個人が最大限のパフォーマンスをすることはできるが、指示もない0の状態から1を創り出すことは難しいのが、今のチームの現状である。

ー各学年の来年度の課題と注目選手
”自立”という課題で一番問題なのはやはり二年生と一年生。彼らが主体性を持つようになることで今後のチームのレベルアップにつながる。
三年生には主体性を持とうとする意識が芽生えつつあるので、ベースアップをし選手層を厚くすることが課題。その点内藤(商3)には期待!
(競技的な観点で言えば、)二年生は走れる選手の母数を増やす必要がある。櫛野(法法2)が安定して走れるようになるととてもいい。
そして、一年生はベースアップ・二年生を追い抜く力をつけることが目標。一年生は今月の走行距離が伸びていたりと、量をこなせる選手が多いのであとは考える力を養えばぐっと伸びてくるはず。やはり実力ももともと持っている大木(法政1)には伸びてもらいたい!

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ー今後のチーム課題と目標
来年チームで箱根に出場するためのビジョン。予選会で上位2人が30番以内に入れば、9、10番手が200番以内にまとめれば本選出場できる可能性が高い。
これを達成させるために上位層が28分台から29分1桁、下位層が29分30秒に収めることで現実的なものとなる。


ー予選会通過への具体策

怪我をしないことが大事。この点自主性だけでは補えない部分もあるので、すとれっり時間を確保するなどのスタッフ側のフォローも必要であると思う。
さらにメニューの目的やそれが何に作用するか考える時間を作ることも大事になってくる。


ー最後に、箱根駅伝への意気込みをお願いします!
関東学生連合チームのテーマでもある”箱根駅伝を面白くする”は意識している。
特に箱根の看板区間である山登り5区。何が起こるかわからない区間だからこそ面白い箱根駅伝をお見せできると思います!
※当日朝までエントリー選手と補欠選手の入れ替えが認められている点にご留意ください。

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以上となります。

12月29日の区間エントリー時点では、杉浦は往路5区を出走する予定です。

また、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、箱根駅伝観戦や応援目的での外出はご遠慮ください。テレビでのご観戦「#おうちで箱根駅伝」を宜しくお願い致します。

1月2日(土)、3日(日) あさ7時~
日本テレビほか で生中継されます。
詳しくは番組公式ホームページをご参照ください。

是非テレビの前でのご声援お願い致します!

それでは皆さま、よいお年をお迎えください!

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