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牛ゼミの伝説「アブウド採らず」のイベントを開催しました。(後編)

ご無沙汰しております。ユニタメ21期のりょうたろうです。

最近、ついに他人に「文が長い」と指摘されました。
いつか言われるとは思っていましたが、実際に言われた時はついに来たかと少しショックでした。今日から本気で改善していこうと思います。

では、アブウド採らずイベントのご報告、後編です。

前乗りで入念にイベント準備

イベントはサマフェスの実施に合わせ、9月2日(土)、3日(日)で行わせていただくことになりました。
イベントの所要時間は1回30分ほどで、2日間で計4回開催する計画です。

我々は利賀村初心者なので、もちろん前日に前乗りして準備に万全に万全を期します。商工会の斉藤さんをはじめ、ご協力いただいく方々にご挨拶したあと、お借りする備品を村中から集め、会場の設営を進めるという作業に取り掛かりました。

また、当日の予行練習と村の方との交流を兼ね、アブウド採らずの練習会を商工会の方を交えて行いました。お忙しいなか、場所の提供、練習会への参加をしていただいた商工会の皆さま、本当にありがとうございました。

ちなみに、前日に準備を終わらせるという目論見は失敗に終わりました。
利賀村の土地勘のなさ、手際の悪さが露呈した形です。
前々日くらいに前乗りしておくべきだったかもしれません。

イベント当日に大急ぎで準備をする様子


1日目、洗礼

駐車場にコートや提灯などを設置し、サマフェスの参加者にイベントのチラシを配りまくり、満を辞して挑んだ1回目のイベント。

良い天気だなあと思っていたのも束の間、突如の大雨によりイベントは途中で中止に。いきなり災難です。利賀村、楽しませてくれるぜ、、

結局雨は止まず、午後のイベントは屋内で開催させていただくことになりました。
床にテープを貼り付けてコートを作り、提灯を垂らしてお祭り感を演出。そして雨宿りをする演劇鑑賞者の皆さまに再度ビラ配り攻撃を仕掛け、イベント参加者を募ります。

その結果、我々の仕掛けが功を奏し、SCOTの演劇を鑑賞しにいらしていたおじさまや金沢文化服装学院の皆さんが参加してくださりました。ウェイ!

そして、この回はカオスが1.5倍マシでした。

コートが少し狭いため、人がうじゃうじゃと動きまわり(マスク着用でコロナ対策は徹底しました!!!)、その隣ではトガプロがピザを売り、サマフェス参加者がお蕎麦を食べながら休憩し、富山市の職員の方がSDGsイベントをやっていました。

・・・・・

いや、情報過多空間すぎる。

しかし、それはそれでとても面白く、参加してない方々も「何をやっているんだ」と興味を示してくださるなど、アブウド採らずを多くの方に知ってもらう良い機会になったと思います。

屋内実施時に参加してくださった皆さんと記念撮影


2日目、和解

前日とは打って変わり、2日目は絶好のアブウド採らず日和(=快晴)でした。利賀村も新参者の我々に心を開いてくれたということなのでしょうか。
急いで野外スペースの準備を整えます。

この日は、牛ゼミの卒業生や現役生、演劇鑑賞に来られていたおばさま2人組、利賀村に山村留学に来ていた小学生など、さまざまな参加者を募ってイベントを開催することができました。

普段は全然運動をしないわ、と最初は不安がられていたおばさまは、蓋を開けてみれば誰よりも楽しんでくださったようで、「アブウド採らずを富山に根付かせるべきよ!」という嬉しいお言葉もくださいました。

(この時はおばさまの孤軍奮闘の活躍で、おばさまチームが勝利でした。)

また、参加してくれた小学生も、楽しい楽しいと夢中になっている様子でした。純粋な小学生にはまだ僕ら大人を騙せるような嘘はつけないはずなので、こういう反応は素直に嬉しいですね。

そして、この日のアブウド採らずも相変わらずカオスでした。

快晴の利賀村でのアブウド採らず is 最高


アブウド採らずのポテンシャル

というわけで、今回のイベントをひとことで総括します。

アブウド採らず、可能性は無限大。

誰もが気軽に、そして一緒に楽しめる競技がそこにはありました。
孫と祖父母ほどの年齢差があっても、一緒に楽しく、そして真剣に。そんなことができるスポーツが存在するのです。

また、アブウド採らず「らしさ」の魅力も再確認できました。
例えば、カオスなんだけど調和が取れているところ。カオスなだけではないんです。参加者一人ひとりの予測不可能な動きと、音頭に合わせて統制の取れた掛け声、動きが見事に両立していました。

それに加え、アブウド採らずにふんだんに盛り込まれた利賀村「らしさ」が、競技のオリジナリティを際立たせます。アブウド採らずの活気や穏やかな雰囲気は、そのあたりからやってきているのかもと感じたりしていました。

つまり、アブウド採らずは最高のゆるスポーツなのです。
今回のイベントに関わってくださった方で、異論を言う方はいないでしょう。(圧)

こんなにも素晴らしいスポーツを後輩に残してくださった先輩方、そして今回快くイベント開催にご協力くださった利賀村の方々(+トガプロ)には本当に感謝しかありません。
願わくば来年以降もイベントを開催できたらなあと思っていますが、僕は来年はいないので未来のユニタメに託します。後輩の皆さん、よろしくお願いします。

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というわけで、アブウド採らずイベントのご報告は以上です。
その他の活動も頑張りますので、引き続き暖かいご支援のほどよろしくお願い致します!!

ありがとう利賀村、ありがとうアブウド採らず。


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