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【幼稚舎・横浜/願書】サラリーマン家庭が合格を掴んだ願書の中身を教えます

まずは、ここまで受験の準備を進めてこられたこと、本当にお疲れ様です。

今年も慶應幼稚舎、横浜初等部の受験が迫ってきましたね。願書の締め切りが迫り、不安でいっぱいの方も多いのではないでしょうか。

我が家も数年前、願書について夫婦で悩み抜いた経験があります。

幸運にも、子供は無事にうち一校に合格し、今では毎日本当に楽しそうに学校へ通っています。

この経験を通して、願書が合否においてどれほど重要な役割を果たすかを実感しました。幼稚舎/横浜初等部は面接がないため、願書が子供や家庭の様子を学校に伝える唯一の手段です。

それだけに、どれだけ自分たちの家庭や子供本人のことを学校にを正しく伝えられるかが大切です。

しかし、他の家庭の話やインターネットの情報に踊らされて、正しい理解ができないことも多いですよね。毎年小学校受験関連のインターネットの投稿を見て「うわー、間違ってるなー」と言わざるを得ない通説を本当に数多く見ています。

何を隠そう、私たち夫婦も最初はそうでしたが、最終的には自分たちなりにしっかりと考え、今見返してもとても満足する願書を作成することができました。

この記事では、私たちの経験をもとに、願書に対する考え方や具体的な書き方のコツをお伝えします。少しでも、今願書に悩んでいる皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

自己紹介

私たちは数年前に小学校受験を経験したごく普通のサラリーマン家庭です。慶應義塾に特別な縁故があったわけではなく、幼児教室の願書講座や添削サービスも全く利用していませんでした。

そのかわり、願書を書く際には、書籍やネットを駆使して福沢諭吉の教えや慶應義塾の理念について徹底的にリサーチしました。

慶應義塾が何を大切にしているのか、どのような子供や家庭を求めているのかを理解し、それを願書に反映させました。

試行錯誤を重ね、最終的に自信を持って提出できる願書を作り上げました。この記事ではそのプロセスを余すことなく詳しくお話ししたいと思います。

この記事で伝えていること

この記事では、以下の内容をお伝えします。

  • 慶應幼稚舎/横浜初等部の願書で最も重要なポイント

  • 願書に書くべきこと。慶應義塾に何の縁故もないサラリーマン家庭が合格を掴むために、私たちが実際に願書で伝えた内容。

この記事は、福沢諭吉の教え、そして慶應幼稚舎/横浜初等部が求める子供や家庭の姿がイメージできるようになり、そうした考えをどのように願書に反映させるべきかを理解いただけるようになることを目的に書きました。

それでは、まずは幼稚舎/初等部の願書で一番大事だと考えていることからお話ししていきましょう。

慶應幼稚舎/横浜初等部の願書で一番大事なこと

慶應幼稚舎/横浜初等部の願書で一番大切なことは、福沢諭吉の教え、特に「独立自尊」の精神を理解し、しっかりと理解していることを願書で表現すること。諭吉の教えは数多くありますが、その中でも「独立自尊」は慶應義塾の理念の中核を成しています。

その独立自尊とは何なのか。一般的には「個人が他者に依存せず、自立して尊厳を持って生きること」や「経済的・精神的に自立し、他人に頼らずに自分の力で生活を支えること」などと言われていますが、これは極めて表面的です。

こんなことを書いても何百枚も到来するありきたりな願書として埋没してしまうのがオチでしょう。

では、その本質とは何なのか。私たちが福沢諭吉の著書を読み込み、時代背景も踏まえて考察した結果、「独立自尊」というキーワードで捉えるべきは次の2つと考えています。

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