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バリアフリーマップ制作で得た達成感

文責:理工学部3年 佐保田

KEIO 2020 projectでは、幹部に当たる運営メンバーのこと「メインメンバー」と呼んでおり、現在は新しいメンバーを迎えて1年生から3年生まで18名が活動しています。今回から数回にわたり、今年に入って新たにメインメンバーとして加わった皆さんの素顔をご紹介していきます!

これを読んでいるKEIO 2020 projectメンバーもそうでない方も、「こんな人が頑張っているんだ!」と、活動にも人にも興味を持っていただけると幸いです。

ニックネームは「わりわり」。どんな人?

経済学部1年生の割田千咲さん。入学当初からKEIO 2020 projectにかかわってくれていて、ニックネームは「わりわり」。現在は総務部のメンバーとして運営ミーティングチームに所属している傍ら、個別の企画で「バリアフリーマップ」制作にも携わっています。KEIO 2020 projectのほかにもアンサンブルサークルでトロンボーンをやっているというパワフルな彼女にお話を聞きました!

きっかけはTwitter。KEIO 2020 projectに入った理由

まずは割田さんがなぜこの団体に入ったのか、今までの経験も踏まえながら聞いてみました。

<佐保田>なんでこの団体に入ろうと思ったの?理由を教えてください!

<割田>4月にTwitterでいろいろサークルを探してた時にたまたまこの団体を見つけて。面白そうだな~と思ったんです。オリパラという世界規模の大きなものに携わってみたかったし、それが慶應でできるならすごく貴重な経験になると思いました!実は大会の公式のボランティアもやりたくて申し込んでいたんですが落ちてしまって…。

<佐保田>私も昔申し込んだけど落ちた…。もともとボランティアをやってた経験はあるの?

<割田>高校の時に少しやってました。当時はオーストラリアにいたんですけど、現地の高校で部活?ではないけどボランティア活動をやっていて、クリスマスに小児病院宛にプレゼントを贈ったり、障がい者の子供たちのキャンプを手伝ったりしてました。

<佐保田>帰国なんだ!ちなみに、ちさきちゃんは以前からバリアフリーマップ企画に携わっているけれど、高校の頃のそのボランティア活動とも通ずる部分がありそう。

<割田>そうですね。たしかにすこし重なる部分があるかもしれないです。

※冒頭の写真はオーストラリアで撮ったものだそうです。

初めてのイラレ×オンラインの難しさ

上記で話題に出てきた「バリアフリーマップ」についてもさらに聞いてみました。ちなみに「バリアフリーマップ」とは、事前キャンプ時にパラ選手がキャンパス内を不自由なく移動できるよう構内のバリアフリー情報を網羅したマップのことで、2018年初めから行っている企画です。割田さんは、今年度からオープンした日吉キャンパス新記念館のマップ制作を担当しながら、Google Mapの”マイマップ”機能を用いた日吉商店街のWeb版マップ制作にも携わっています。

<佐保田>団体内ではいろんな企画の募集があるけれど、その中でもバリアフリーマップをやってみようと思ったのはどういう経緯があったの?

<割田>バリアフリーマップそのものがいい企画だなと思ったので入りました!オリパラ後も残せるし、挑戦してみたいなと思って。Web版のマップは最初イメージがわかなかったんですけど、紙面のマップと違ってどんどん更新していける部分がいいなと思いました。

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※マップ制作のためのフィールドワークにて、日吉商店街の段差の写真をひたすら撮影しました。

<佐保田>確かに大会後も一つのレガシーとなって残るよね!今は新記念館のマップが1,2年生だけでほぼ完成に近づくほどいいチームワークで進んでいるけれど、実際やってみて苦労した?

<割田>苦労した点というと、イラレ(Adobe illustrator)で地図を作るのが思った以上に大変でした。今までイラレは触ったことなかったので…。わかんないときは先輩や他のメンバーのみんなに聞いたり、あとは自分でネットで調べたりして頑張ってました。オンラインだと実際に会って画面を見ながら編集することができない分、むずかしかったです。まとめてやるのが難しそうだったので、毎日コツコツちょこっとずつ編集してました。

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写真:イラストレーター講習会の様子

<佐保田>偉い~!そんな甲斐あって、すごいスピード感で完成に近づいてきているよね!

<割田>最初は大丈夫かな?と思ってたんですけど、完成してきて本当によかったです。実際に目に見えてちゃんとマップができてきたので達成感がすごくあります。それに、この企画を通じて前よりも車椅子の人の視点から考えることができるようになった気がします。Web版のマップ制作のために日吉商店街でフィールドワークをして写真撮って、意外と段差あるんだな~と思ったり。少し視点が変わったと思います。今までオンラインでしか顔を合わせたことがなかった先輩方や同期の仲間と対面で会えたのもうれしかったです。

新メインメンバーとして

そんな風にすでに企画に積極的に参加していた割田さんですが、2021年1月からメインメンバーとなり、今後の団体の中心を担っていく立場として活動しています。

<佐保田>メインメンバーになろうと思ったのはなんでだったの?

<割田>せっかく入ったからもっとちゃんと携わっていきたい!と思ったからです。リーダーはこれまでそんなにやったことがなかったんですけど、団体の中心の役割を担うことに挑戦してみたくて。大会が本当にできるのか不安な声もありますし、なくなったらなくなったで仕方ないけど実際に大会が行われることを信じて頑張っていきます!

<佐保田>頼もしい~!メインメンバーの中でも総務部に所属しているけれど、すでに活動は始まった?

<割田>少しずつ始まっていてすごく楽しいです!総務部のメインメンバーは2年生二人と私の計三人なんですが、このあいだ一回Zoomで女子三人のミーティングをして楽しかったです~!総務部の中で私は運営委員会ミーティングチーム担当で、普段の全体ミーティングの運営に関することをやっていきます。

<佐保田>すでに楽しいのは良かった!ちなみに運営委員会ミーティングチームではどんなことをやっていきたいと思ってるの?

<割田>まずは参加人数を増やしたいなと思ってます。私も今までいろんなオンライン活動に参加してきたんですけど、正直Zoomだとめんどくさくなっちゃうときもあるじゃないですか💦もっと楽しい内容にしていけたらいいんじゃないかと思ってます。

<佐保田>1年生ながらいろんなことにチャレンジしているけど、しんどいな~とか思うことはない?

<割田>しんどいと思うことはそんなにないです。特にバリアフリーマップは達成感がありました!いい経験しているな~って感じです。事前キャンプ楽しみだし、尊敬できる先輩方がいっぱいいるし、大会後も団体を続けていきたいなと思ってます。

<佐保田>難しい状況だけど、2年生のメインメンバーと一緒に団体の今後も考えていってほしいです!

一人目は終始明るく笑顔が絶えない割田さんの紹介でした!

引き続き団体内のメンバーを紹介していくので、楽しみにしていてください!


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