残業ゼロ 会社員にとって幸せをもたらしているか
現在、中間管理職として働いていて、上から支持されることと、下から言われることを完全に間に挟まれる感じになっていてうまくいかないことが多いです。
少し前から会社の雰囲気が悪い感じになっています。 原因は簡単で「経費コスト削減」を目標に掲げた「残業ゼロ プロジェクト」といったものが開始されたからです。
ただ立ち上げた瞬間、上層部だけが知っているプロジェクトで突然、口を揃えて「残業できないから」って形をバンバン言い出すようになっていった結果、その理由が伏せられており、部下たちのモチベーションが下がる一方でした。
残業ゼロは会社員にとって幸せか?
ここまでだけ読むと「残業が無くなるってことはいい事じゃないか」って思う方も多いって人が多いと思いますが、私の今の環境上なかなかそうはうまくいってません。
「環境改善や工夫なし、生産効率向上なし」に時間外をゼロにする。 といった謎の施策ダカラです。
上層部からくる指示は本当にめちゃくちゃです。
「業務は従来通りの作業内容をやってもらったらいい」
「改善方法とかはないから、とりあえず頑張ろう」
「なんせ残業は認められないから。ただ残業なければ良いから、仕事が忙しくて工期忙しい場合は、2チームとかに分けて、朝と晩で働いてね」
結果的に、決められたルールは
「残業時間 (時間外勤務)は発生しないようにすること」
「早朝と深夜勤務も発生しないようにする」
といった給料に関して追加費用が発生しなようにするというルールが決まりました。
といった感じです。どう思われますか?
理想論かもしれませんが、残業ゼロにする ってことは、何かしら今の業務内容の生産性をアップして対応する。ってことが基本だと考えていました。
結果的に工期を間に合わすための工夫として、作業チームを2つに分けて、朝のチームと午後のチーム編成が増えて、なんとか回している状況が続いてる。
そして、みんな出てくる言葉は「しんどい思いばかりして何も労いひとつない」ばかり… さて、この残業ゼロって考えは正解なのでしょうか。
嘆いてばかりではいれないので、少し事案を振り返りながら、
①私だったらどうしたか
②これからどうしていくのか。
っていうのを考察していきます。
残業ゼロをしましょう って言われたらどう理解してもらうか
会社は存続するのがある種1番重要なことでもあります。 倒産したら、多くの従業員が職をなくすことなり、今当たり前にもらっている給料が貰え無くなるわけですから。
そう考えると残業代を極力減らすっていうのは企業としては重要なことです。ただし、そのことを働いている人が求めているかどうかも大事
このタイミングは中途半端だからもう少しだけ頑張りたいのに
もう少し仕事に残って一気に覚えたい
時間は限りあるからこそ、自分のスキルアップのために会社に残りたい
こんな気持ちを持っている人もいるのは忘れてはないけない
周りに理解してもらう工夫から
「残業をゼロにする」=定時で帰宅してもらってワークライフバランスをしっかり保つっていうところのみを発信して、会社のスタンスとして統一的なルールをしていくのが大事。
絶対に、「今は経営が不安定だから残業代を極力削らないといけないけど、仕事は今のまましないといけないから効率アップしてほしい」 ってことは一社員に伝わってはいけない。
上には上の立場しかわからないことがある。 全てを包み欠かさずいうことはデメリットが多い。 特に働いている人が不安になることは伝える必要もない。
これだけで良くて真実の経営難とかそういう話はしてはならない。
周りに理解してもらいって気持ちもあったとしても、自分の会社が不安定な状況と知ってしまったら働く人の気持ちはどうだろうか。。。
経営陣から言われる"目標"を達成しつつ、部下には気持ちよく働けるように伝えるっていうのが管理職の重要な目的である。
そもそも経営陣が言っているセリフをのそまま部下に伝えるなら管理職は必要ない。ちゃんと自分の立場を弁えて行動して行かないといけない。
管理職としての立場を正しく理解する
チームメンバーに自由度を与え、彼らが自分自身の判断で行動できるようにすることが重要です。これにより、彼らのモチベーションと創造性が高めいくことが大事
管理職として、自分自身のスキルや知識を常に更新し、最新のトレンドや技術に精通していることが重要です。 おすすめなのは、読書やそれでも時間がなければAmazonが提供しているオーディオブックがかなりオススメ!
自分自身のパフォーマンスに対するフィードバックを受け入れ、改善する意欲を持つことが重要なので日々の振り返りも大事です。
管理職として、倫理的な行動を常に心がけ、組織の価値観や社会的責任を考慮しながら行動することが重要です。 つまり、経営陣が言ったことを全てそのままチームメンバーに伝えることは倫理的な行動とは言えません。
チームメンバーがある程度自由に働けるように、かつ、経営陣が達成したい"目標"を達成させるのが自らの目的になります。
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