環境リスク(部屋の状態)解消

部屋の状態は 室温25度/湿度55%/適度な風 がベストであると気付いた。

これは、環境リスクの数点を解消したことによる結論だ。

まず、室温だが、近年の家ではエアコンがあることは一般的である。そのため暑がりであろうが寒がりであろうが自宅においては自分にベストな室温にすることは容易である。

さて、次に湿度だが、これが中々に厄介である。エアコンのリモコンを見ていただきたい。「除湿」というボタンがあるが、これはほぼ罠である。エアコンを除湿にした場合、除湿しない訳ではないが、ほぼ除湿しないと思ったほうがいい。というのもエアコンの除湿の仕組みは大きく「弱冷房」と「再熱」の2通りあり、ほとんどの安価のエアコンには「弱冷房」機能が搭載されている。ここでその2通りの説明をすると長くなるので別の機会にまとめるとする。つまるところ、除湿「再熱」機能がついたエアコンの場合は湿度の調整が容易だが、ほとんどのエアコンは除湿「弱冷房」機能で湿度の調節が容易ではないので、厄介ということだ。「再熱」機能がついたエアコンをお持ちのかたはその機能を大いに使っていただきたい。「弱冷房」機能のエアコンをお持ちのかたは、まだ諦めないで欲しい。我々には更なる文明の機器「除湿機」がある。私は下記を購入した。

ちなみに除湿機には大きく「コンプレッサー方式」「デシカント方式」「ハイブリッド方式」の3通りあり、これまた説明すると長くなるので別の機会にまとめるとする。上記は「デシカント方式」の除湿機。これにより私の希望する湿度にすることが容易となった。ちなみにこれは夏においての湿度調節方法である。冬は「加湿器」を用いて湿度調節していただきたい。加湿器にも何通りかあるのだが・・・これもまた別の機会にまとめるとする。

最後に適度な風だが、なんのこっちゃと思うだろう。
当初私は 室温20度/湿度55% にしていた。私は暑がりなので20度でも半袖だが、少し身体のコンディションが悪いと寒さを感じる(なら室温を上げればいいと思うが、私の性格上、変数が嫌いなので、コンディションで室温を変えるのが嫌である。なので20度なら20度、だ)。
それに昨今この日本という国では寒がり優遇されており、電車内や商業施設では温度がおおよそ24~26度に設定されており、暑がりには大変な環境である。これに文句を言ったところでこの日本という国はどうやら寒がりが標準のようなので自身がこの環境に慣れるしかないと考えた。
とはいえどうしたものか、と色々とネットサーフィンしているときに確かダイキンさんのとあるページで「風にあたり体感温度を下げるといいです」的なものを見た。そうか、風か、と思い早速卓上扇風機をオンにしたところ 室温20度/湿度55% という環境では中々な寒さを感じた。そのため 室温25度/湿度55% にしたところ、なんとこれがちょうどいい。この設定にしていればいずれ自身の身体も日本という国の電車内や商業施設の設定に慣れるだろう。適度な風という仮説があった訳ではなく、たまたまの気付きである。

かくして私は冒頭の通り 室温25度/湿度55%/適度な風 がベストであると結論付けた。この環境リスクを解消することで暑い/寒い/ジメジメ/乾燥という感情が生じることがなくなる。これらの感情に気を取られることはなかなかにストレスであるので、感情が生じなくなることでストレスが軽減され、日々の生活が快適になること間違いなしである。ほとんどの人は「除湿機」+「扇風機(*1)」でこれが手に入るので、ぜひ実践していただきたい。私は大変快適に毎日を過ごしている。

 

*1・・・直風が苦手なかたは部屋の隅に扇風機もしくはサーキュレーターを置き、角度を斜め上かつ首振りにして部屋の空気を回すようにするといいかもしれない

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