好む文章

目を引くものや共感を得るためではなく、淡々と事象について書かれた文章を好む傾向にあるかもしれない。

noteの「ガジェット」カテゴリは私が毎日チェックしているのでそれについて記述するが、目を引くものの代表格はApple製品(iPhone、iPad、Mac)だろう。時点でGoogle製品(Google Pixel)。一応一通りチェックはするが、ありきたりな文章な上に、公式サイトに書いてあるようなことの焼き増し。そもそもApple製品ならあのYoutuberの動画を見たほうが早いでしょう。

ただ、稀に「お、そんな機能あったんだ」や「その見方・考え方、興味深い」といったガジェット記事がある。私はそれを見つけるために毎日「ガジェット」カテゴリをチェックしているのかもしれない。

一時期私も書いていたのでわかるが、Apple製品の記事は閲覧数がのびる。目を引くのと共感を得やすいというふたつに該当しているからだろう。また、ただ単に共感を得るような内容の記事を書いたこともある。もちろん閲覧数はのびた。しかしあるタイミングで気が付いた。人に共感してもらえるよう誘導しているような文章を書いたところで何になるのだ、と。それは自分のストレートな感情の何割かが失われた文章なのでは、と。ビジネス目的であれば上記のような「作られた文章」は意味のある文章なのだが、私のnoteにおいては本来それは意図しておらず、Twitterで吐き出していたものの隔離場所であり殴り書きであり自身の考えの単なるアウトプットの場なので「作られた文章」はやめることにした。とはいえ公開するわけで、これを何人かの人は読むので、日本語的な意味が通るよう簡易的な校正はしている。

そんなことを考えながらいくつかのnote記事をナナメ読みしていたら、とある方の記事が目に留まった。読んでみたところ大変興味深いものであった。その方は毎日記事を書いているのだが、他人の共感を得ようとしているものではなく、ただ淡々とその日起こった事象を記述し、それに自身の考えを混ぜ合わせたなんともストレート味を感じる文章である。この方の思考回路が気になるので、私はこの方の記事を毎日チェックしている。

上記の方に限らず、ストレート味を感じる文章を書いている方の記事を読みたいのだが、自分の探し方ではなかなか見つからない。noteがおすすめしてくれないだろうか。

という他力本願で本記事は締めます。

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