結構しんどい仕事のお話

タイトルを見て肉体労働とかを想像するだろうと思います。
半分正解です。
介護職や保育士などにスポットを当てた話をして行こうと思います。

先ず、これらの仕事の中で何がしんどいでしょうか?
一般的に言われているのは、人手不足だったり薄給だったりですね。

では何故そうなるのか?

答えはどちらの仕事も税金での補助があるからです。
雇う事業所側は介護士なり保育士を雇うと、国から助成金が得られます。
その原資は当然税金な訳です。
そうすると税金をかけてやる仕事って、一般社会人より薄給になってしまいます。
原資が税金なのに高額を出すとは何事か!
のような話になりがちなんですよね。

それともう一つは成り手は減っているにせよ、有資格者の数が他業種に比べて圧倒的に多いんです。
短大や大学で資格を取得してしまえる為に、教員資格と同様に有資格者の数は多いです。
働ける母数が多いと就労条件の良い職場の食い合いをするので、多少給料が安くても雇えてしまいます。
それによって、業界全体が薄給なのが当たり前だよねって経営になるんです。
高給を得ようとすると管理職になって、経営に関わるしか手はありません。

そうは言っても、これからどんどん人が減って行くので、現場が立ち行かなくなる可能性大です。
ただ、それもある一定の時期を超えると人が余って行きます。
団塊の世代辺りが亡くなってしまうと、人口は減っているので需要そのものが減るでしょう。
2〜30年後でしょうか…。
勿論子どもも少ないので、保育士さんも余って行きます。

処遇が改善されるのが先か、需要が減るのが先か、どちらでしょうね…。

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