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世界を救うことを選んだヴァンパイアたち~Given-Taken編


物語はある孤児院での少年たちの様子から始まります。

登場する少年たちは7人。
それぞれがギリシャ神話の神々をモチーフにキャラクター設定されていて、性格や使える能力が決まっていると考えています。
この設定はギリシャ神話の神々の能力、性格などほぼまるまるそのまま使っています。
私は動物や果物、色設定もストーリーにおおいに関係していると思っています。

ヒスン(アポロン:太陽神)

ジョンウォン(アルテミス)とは双子
音楽の才能あり
内向的、幻想的な世界を好む
理性的で節度を重んじる
意外とユーモアあり

予言ができる
本人から漂う甘い香りで催眠状態にすることができる
聖獣は鹿
狼とも仲良し
地上に矢を放つと疾病が蔓延する


ジョンウォン(アルテミス:月の女神)

ヒスン(アポロン)とは双子なので似ている部分が多い
気が強くしっかり者、たまに弱い面もある
怒るとこわい

ヒスン(アポロン)を使いとして、いろんな獣の形にすることができる。基本形は狼だが、もちろん鹿としても使える。
狼とは仲良し
魔術や医学にも詳しく、強大な力あり


ジェイ(ヘルメス:伝令神、風、商人、旅人、泥棒の神)

ヒスン(アポロン)とは親友
とても能弁で賢く、知識が豊富ので伝令役
トリックスター
足が速い
情報通
医学、数学にも強い
はちみつ好き

死者を冥界に連れていく
錬金術に詳しい
他の神のアイテムまで使いこなすので、ゼウスの鷲も使える
交通の神でもあるので、船にも強い
聖獣は雄鶏と朱鷺


ジェイク(イリス:虹の神)

ジェイ(ヘルメス)より先輩
とても誠実、穏やかで仲介役となる
誠実すぎるためトラブルに巻き込まれがち
足が速い

天界からのメッセンジャー
天界と地上を繋ぐ虹の架け橋となる
雨雲に水分を補給して雨を降らせる


ソヌ(へーべー:青春、若さの女神)

美意識高め
慎ましやかでおだやかだが、能天気な面もある
母親からとても愛されている
幼いニキ(ディオニソス)を保護したという説もある

生命の酒、不老不死の霊薬といわれる赤色のネクタールをふるまう
幼い子を成長させる
シンボルは水差し


ニキ(ディオニュソス:葡萄酒と酩酊の神)

芸術に秀でている
衝動的、情熱的、破壊的欲求あり
時に冷酷、残酷な時もあるが、味方にはとても優しい

陶酔と酩酊、狂乱と魂の解放を司ることから死と再生の神ともいわれる
→自と他の区別をなくし、魂を解放
永遠の生命を象徴する神といわれることもある
聖獣はヒョウ


ソンフン(ハデス:冥界の神)

【ソンフン:ハデス(冥界の神)】
生真面目、常識的
頑固な部分もあり
内気でめちゃくちゃ一途
人を差別しない
くじ運悪い

死者の死後の運命を決定する
番犬は3つの首を持つ犬ケルベロス
シンボルは糸杉、ミント、ざくろ


DAY ONE

彼らはヴァンパイアと人狼。

たまに狩りをして動物たちの血を吸ったり、動物たちを食べたりすることで生きていけるため、人間たちを襲うこともなく、人間たちと同じ生活圏内で暮らすことができます(これは小説、映画「Twilight」の設定に沿っています)。

ある日、狩りに出かけたジョンウォンは外の世界の異変に気がつき急いで帰ってきます。
孤児院の外の世界ではある疾病が蔓延し始めていたのです。


ちょうど同じ頃、ヒスンはある予知夢を見ます。
アポロンの矢が地上に刺さり、ある疾病が世界中に蔓延し、世界が荒れ果てほろびてしまう夢を。


孤児院の中でも感染がないかチェックはされていましたが、次々に人はいなくなり、とうとう不老不死である彼らだけが残されてしまいました。


彼らは悩みます。
不老不死である自分たちだけが生きながらえていいものか。
何か世界を救える手段はないのだろうか。


そこで彼らがそれぞれで考えた方法は、彼らの能力を生かした方法ではありますが、かなり複雑で突飛な方法でした。
ジョンウォンは言います。
「じゃあ、全部やってみよう。僕達ならできる。僕達は1つだから」

ここから彼らの世界を救う作戦(Drunk-Dazed)が始まるのです。


解説

アポロンは疾病を流行らせる鼠の神とも言われています。
ヒスンの誕生日コラージュに載っていたのはハムスター(ネズミ亜科)。
そしてジョンウォンのコラージュには猫とハムスター。
猫は鼠を駆除してくれることから、疾病を防いでくれるとのことで魔除けとされていました。


ジェイのコラージュにはなぜか狼。そしてニキのコラージュはハスキー犬です。
ハスキー犬はもっとも狼の遺伝子に近いとも言われています。
このことから、彼らはケイとウィジュの仲間でもあるのではと考えています。
映画「Twilight」では、ヴァンパイアと人狼は敵対はしているものの、お互いの縄張りを守りさえすれば、とくに争うことはほぼありません。そして人狼の中にもヴァンパイアに友好的な人が何人かいるように描かれています。


BTSはアルバム「BE」で、TXTはミニアルバム「minisode1:Blue Hour」で、それぞれコロナ時代で変わってしまった世界についての曲を発表しています。


https://www.vogue.co.jp/celebrity/gallery/bts-be-global-press-conference
https://www.universal-music.co.jp/txt/news/2020-11-13/


ENHYPENも同じように、このコロナ禍という中で自分たちに何ができるのかということをBorderシリーズを通して教えてくれているような気がするのです。

彼らがどのような作戦を立て、実行していくのかはまた次回。


ここまで読んでいただけてありがとうございます。

スキ❤を押していただけたら、個人的に好きなEN'OCLOCKの字幕シリーズ出てきます!

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