白鳥がやってきた

早朝一人で起きてきた

下の娘にせがまれるように

おんぶをして

玄関から外へ。




昨晩からの

雨で地面は濡れ

草木は雨つぶを纏っている。


洗い流されたかのように

穏やかで静かな朝方。



東の空には

三日月と

顔を出し始めた太陽で白む曇り空




まだ静けさの残る

朝空の

遠くから

懐かしく

鳴き声が聞こえてくる。




少しずつ遠くから

近づいてくる

鳴き声。




北東から南西に

１０羽ほど群れを成してやってきた。



はくちょうー！



背中から聞こえた娘の声と

同時に上空をあっという間に

横切った白鳥たち。



まもなく

冬が訪れる。



季節が変わることで

新たな気持ちにもなる。




変わっていないようで

確実に毎日に変化は

起きていて

変わり続けている。




それに

気づくかどうかは

自分次第。

※秋晴れに近くの公園に。
　先日水族館に行ってきた影響？
　イルカにのる下の娘。
　２、３年前も乗った時はイルカが大きく感じたけど。
　すくすく育ってくれてありがたい。